ビットコイン「大幅な価格変動」は近い?著名アナリストが語る上昇・下落予想
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2020年5月頃から100万円前後での推移を続けていますが、暗号資産業界の著名なアナリストからは「ビットコインで間も無く大幅な値動きが起こる可能性がある」との予想が多数出ています。
BTC価格「140万円付近まで上昇」の可能性
Bloomberg(ブルームバーグ)のテクニカルアナリストであるMike McGlone(マイク・マクグローン)氏は2020年6月26日に、価格変動の範囲を予測するテクニカル指標である「ボリンジャーバンド」を用いたビットコイン(BTC)のチャート画像をTwitter上に掲載し、『ビットコインは間も無く13,000ドル(約140万円)付近まで上昇する可能性がある』との予想を語りました。
同氏は『ビットコインの価格変動幅は徐々に縮小してきており、ボリンジャーバンドの上値と下値が過去最大級に狭まっている』と指摘しています。
(画像:Mike McGlone氏Twitter)
ビットコイン価格は今年5月から100万円前後での推移を続けていますが、Mike McGlone氏はまもなく大幅な値動きが見られる可能性があるとしており、『BTC価格が上昇した場合には13,000ドル(約140万円)が最初の抵抗線になるだろう』と予想しています。
強気相場突入前には「短期的な下落」の可能性も?
Mike McGlone(マイク・マクグローン)氏はBTC価格の上昇を予想していますが、これと同時に『ボリンジャーバンドの下値である約6,500ドル(約70万円)のラインを下回らないようにすることが重要である』とも語っています。
ビットコインの価格予想を語るアナリストからは、今月初め頃から『ビットコイン価格は6,000ドル台まで下落する可能性がある』との予想が多数語られており、暗号資産業界の調査会社「MarketsScience」のチームメンバーでありながら暗号資産トレーダーでもある「₿itDealer(@Bitdealer_)」氏は『8,700ドルのラインを維持できなかった場合、強気相場は無効化されるだろう』と語っていました。
また、今月始めにビットコインの価格下落を予想していた「TraderXO(@TraderX0X0)」は、先日26日に自身が以前掲載した価格予想画像を再度掲載し、ビットコイン価格が強気相場突入前に5,000ドル台まで下落する可能性があることを示唆しています。
(画像:TraderXO氏Twitter)
このように短期的な下落を予想する意見は現在も多数出ているため今後もさらなる下落に警戒が必要であると考えられますが、下落後の動きに関しては"強気相場突入"を予想する意見が多く、『今後起きるBTC価格下落は"押し目買いの最後のチャンス"だ』という意見もみられています。
6,000ドル以下を「買いのチャンス」とする意見は専門家からも出ており、投資のプロフェッショナルを認定する国際資格「CFA協会認定証券アナリスト(Chartered Financial Analyst/CFA)」の資格を有しているTimothy Peterson(ティモシー・ピーターソン)氏は『もしもBTCが6,000ドル以下に下落した場合にはたくさん買うべきだ』と語っています。
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