日本の暗号資産・ブロックチェーン業界団体「JCBA・JBA」が連携|共催イベントなど実施へ

by BITTIMES

暗号資産(仮想通貨)ブロックチェーン業界の発展に向けた取り組みを進めている業界団体である「日本ブロックチェーン協会(JBA)」と「日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)」は2020年9月1日に、暗号資産・セキュリティトークンオファリング(STO)・ステーブルコイン・ブロックチェーンなどの業界発展を目的として、連携・協働していくことを発表しました。

こちらから読む:コインチェック、暗号資産"IOST"取り扱いへ「国内ニュース」

日本の「暗号資産・ブロックチェーン業界団体」が連携

日本ブロックチェーン協会(JBA)と日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)は2020年9月1日に、暗号資産・ブロックチェーン・セキュリティトークンオファリング(STO)ステーブルコインなどの業界発展を目的とした連携・協働に関する協定を締結したことを発表しました。

日本ブロックチェーン協会(JBA)とは

日本ブロックチェーン協会(JBA)はブロックチェーン技術の健全な普及・発展に貢献するために2014年に設立された業界団体であり、日本のブロックチェーン業界をリードするブロックチェーン開発企業やスタートアップ・大企業・地方自治体などといった、様々なメンバーが会員として参加しています。

日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)とは

日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)は銀行・証券会社・金融商品取引業者などが日本国内で暗号資産ビジネスをはじめる際に、テクノロジー・会計・規制・商慣行などの面から、必要な情報の調査研究、知見の集約、意見交換などを積極的に行い、業界の健全な発展を目指すために設立された業界団体であり、「暗号資産交換業者・金融機関・銀行等代理業者・外国銀行代理銀行・金融商品取引業者等・仮想通貨関連ビジネスに携わる法人」などが会員として参加しています。

連携を強化し「情報発信・普及啓発活動」を加速

JBAとJCBAの両団体は、それぞれが仮想通貨・ブロックチェーン技術に関わる会員企業と知見を共有しながら、テーマごとの分科会活動などを通じて技術の普及啓蒙活動に取り組んでいますが、今回の発表の中では『暗号資産に対する誤解は未だに多く、国内では暗号資産・ブロックチェーン技術の社会実装がなかなか進まないという課題を抱えている』『ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨などには注目が集まっているものの、ビジネスを行う上では更なる論定整理が必要である』と説明されています。

このようなことを踏まえた両団体は『今回の協定を通じてより連携を深め、幅広い業界の企業や社会全体に対して情報発信と普及啓発活動を行なっていく』としており、具体的には以下のようなことに取り組んでいくと説明されています。

  • 業界の発展を目的とした普及啓蒙のための共催イベントの実施
  • ステーブルコイン・中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)をはじめ、各団体で共同研究が適切と思われるテーマについての活動の連携
  • 共同研究に関する提言等

JBAとJCBAは日本で暗号資産・ブロックチェーン業界の発展に向けた取り組みを進めている代表的な業界団体であるため、両団体が協力することによって、日本国内で暗号資産・ブロックチェーンに関する理解が深まり、業界全体の健全な発展につながると期待されます。

>>「JBA・JCBA」の公式発表はこちら

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