ICOクラウドセールの仕組み解説「イーサリアムもここから始まった」

by BITTIMES

ICO(アイ・シー・オー)とは、イニシャル・コイン・オファリング(Initial Coin Offering)の略称で「クラウドセール」と呼ばれる場合もあります。このICOの仕組みと流れを簡単に説明すると
「新サービスの誕生」
「サービスの開発・展開に必要な資金の調達のためのクラウドセール」
「クラウドセール(資金調達)のために新コインを販売」
という流れになります。

実は「新サービスの展開のために資金調達をする」という仕組みは「クラウドファンディング」というほぼ同じ仕組みがすでに存在します。すでにあるサービスにも関わらず、なぜICOはここまで注目を集めているのでしょうか?
今回は「ICOってなんだろう?」という初心者から「ICOに参加してみたい」投資家のための分かりやすいICO解説レポートにしたいと思います。

ICOで最も成功したイーサリアム

今までで最もICOで成功した仮想通貨が「イーサリアム(Ethereum/ETH)」です。このイーサリアムも、元々は現在多く発行されている「アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)」と同じ立ち位置でした。
イーサリアムがICOを行なったのは「2014年7月」と実はまだ 3年しか経っていません。

当時のイーサリアムの価格は「1ETH = 16円 」です。
本日のイーサリアム価格が「1ETH = 42,000円」を超えているので、倍率は2,625倍以上です。当時、1万円分でもイーサリアムを購入した人は数千万円分のイーサリアムを保有していることになります。もちろん、これにはイーサリアムの「スマートコントラクト」という確かなサービスがあるからこその上昇率ですが、まだまだイーサリアムも発展途上なので、これから何倍にもなる可能性は十分にあります。

ICOクラウドセールの仕組みとは?

ICOは簡単に言ってしまえば、「新しいサービスとそれに紐づいた新コインを発行するから買ってね。」ということです。
イーサリアムであれば「イーサリアム・ブロックチェーン」というシステムを開発して運用します。そして、それに紐づいた「イーサリアムという新コイン」を発行するので、投資しませんか?
ということになります。投資家の視点で見れば「イーサリアム・ブロックチェーンのサービスが高品質なら当然、イーサリアムの価格も上昇するだろう」ということです。

ICOには「新サービス」と「新コイン」が必ずセットになっています。多くの人が「新コイン」ばかりに目を奪われますが、実は「新サービス」の方が重要です。
新サービスが画期的で、世の中を変えるほどのインパクトがあるのであれば、それに紐づいているコインの価値も上がり、自然と価格は上昇しICOへの投資は成功します。
つまり、ICO投資で上手くいくかどうか(その新コインの価格が上昇するかどうか)は「そのサービスが本当に革新的かどうか?」にかかっているということです。

ICOクラウドセールとクラウドファンディングの違い

「新サービスを開発して資金調達を行うならクラウドファンディングでも良くないですか?」このような疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますので、ICOとクラウドファンディングの違いについて解説をして行きます。
ICOとクラウドファンディングの違いは「資金調達までのコストが10分の1まで圧縮される」という部分です。クラウドファンディングなどの従来型の資金調達の場合、株式公開の手続きや資金調達の手続きなど、様々な「時間的コスト」「労力的なコスト」がかかっている。この場合、資金提供を行なってくれる会社との「上下関係」が出来てしまい、お伺いを立てなければいけなかったり、サービス開発以外のコストがかかってくるので「サービスの純粋性」が損なわれてしまいます。

その点、ICOならそれらを全て自社のみで行えるので、「サービス研究・開発に集中できる」という点でメリットが大きくなります。
また、投資家としても「株式」のような「流通量」が限定されるものよりも、「コイン」のように気軽に扱え、ビットコインなどと交換ができ、流通が活発な投資物の方が資産形成・管理コストが軽減されます。このようにICOにはこれまでの「投資」よりも大きな可能性を秘めており、多くのアナリスト・投資家・起業家が「今までのクラウドファンディングなどの投資方法をICOが超える日も近い」と予測しています。

ICOクラウドセールの参加方法

今回のレポートで「ICOに参加したい!」と考えた方もいらっしゃると思います。
しかし、ICO市場は現在「玉石混交」で「本当に未来に伸びつ通貨かどうか?」を見極めるにはある程度の専門知識が必要になってきます。
ICOの中には「このコインはその他のコインと交換できません」とホワイトペーパーに堂々と書かれたものもありますからね。しかも、資金調達ができている(投資されている)という現状もあります。
(ホワイトペーパーとは、ICOが行われるサービス・新コインの用途やサービス内容をまとめた企画書のようなものです。)
このように、ICOに参加する場合は、専用サイトなどで見極める目を養うか、ICO関連ニュースなどを観察して市場の動向を読み取ることが重要です。

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