GMOグループが本格的な仮想通貨取引アプリをリリース | イギリス
GMOインターネットグループの国際ブランドであるZ.com Tradeは、Finatext UKと提携して、FXと仮想通貨のモバイル取引アプリケーションを提供することを発表しました。「Pipster」と名付けられたこのアプリは、今後数ヶ月でAndroidとiOS向けにリリースされる予定であるとのことです。
2020年6月追記:仮想通貨の呼称は2020年5月に「暗号資産」へと変更されました。記事内に記載されている「仮想通貨取引所・仮想通貨」などの表現は2020年5月以前の表現であり、現在は全て「暗号資産」へと変更されています。
新世代向け取引アプリ「Pipster」
Pipsterは、新世代のトレーダーにシンプルでスマートな取引プラットフォームを提供することをコンセプトとしています。
技術分析/ニュース/今後の出来事/社会的感情に基づく価格指標などが提供されるというこのアプリは、コミュニティの構築にも焦点を当てており、ビデオ/インタラクティブなクイズ/トレーディングの基礎を簡単に説明するための図などといった様々な学習教材の提供を予定しています。
GMOコインは近年急成長中
GMOインターネットの子会社である日本の仮想通貨取引所GMOコインは、17年5月から仮想通貨FXや現物売買といったサービスを提供しており、早い時期から仮想通貨FX専用スマートフォンアプリ「ビットレ君」を発表しています。
同アプリは初心者でも簡単に詳細なテクニカル分析が可能なツールが豊富に揃っており、加えて取引には必須となる板情報が効果的に配置され非常に見やすい構成となっています。
この他にも、GMOグループの従業員がGMOコインを通してビットコイン(BTC)で給与の一部を受け取ることができるような環境を提供するほか、取引所ではなく販売所としての形で運営することによるシンプルな取引、さまざまな手数料が無料であることなどによって、アルトコインの購入に最も適しているとの高い評価も受けています。
GMOコインの第2期決算公告によると、昨年の同時期は1200万円の赤字となっていた同社のの純利益は、事業開始から半年間で1億200万円の黒字となっていることが明らかになっています。
GMOが今後さらに海外でも技術力を高めることでGMOコインの提供するサービスもさらに便利な機能を備えて行くことになると予想されます。
GMOコイン急成長の理由とは?
イギリスで注目される日本の企業
Z.com TradeはGMOインターネットグループのメンバーであり、GMOクリックホールディングス株式会社グループの英国法人です。
ロンドン、東京、香港、バンコクにオフィスを構え、世界中でFX、CFD、証券取引サービスを提供しています。
今年の初めに、新たなクラウドマイニングサービスを使用して仮想通貨ビジネスの拡大を発表しました。
Finatext UKは、金融教育アプリ、カスタマイズされた大規模データサービス、および「Brokerage-as-a-Service」ソリューションを専門とする、東京に本社を置くフィンテック企業であるFinatext Ltd.の英国支店です。
Finatext UKのCEOは次のように述べています。
「FX業者にとって最高の取引技術を提供しているZ.com Tradeの能力により、Pipsterアプリは新世代のトレーダーにシンプルでスマートな取引経験を提供することができると信じています」
Z.com TradeのCEOであるFunada Masahiro氏は次のように述べています。
「Finatextのような評判の高いフィンテック企業とのこの共同プロジェクトは、より広範な顧客に取引サービスを拡大する足がかりになると私は信じています」
最近急速に成長している仮想通貨取引所GMOコインへの登録はこちら
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