Cake DeFi「1億ドル規模のベンチャーキャピタル」を創設|グローバルWeb3・ゲーミング・フィンテックなどに投資

by BITTIMES   

シンガポールを拠点とする分散金融(DeFi)サービスやアプリケーションの普及を目的としたフィンテックプラットフォームである「Cake DeFi」は2022年3月9日に、1億米ドル規模のコーポレートベンチャー部門「Cake DeFi Ventures(CDV)」を立ち上げたことを発表しました。

Cake DeFi Ventures(CDV)は、Cakeのコアビジネスにシナジーをもたらす「Web3・メタバース・NFTスペース・ゲーミング・eスポーツ・フィンテックスペース」などのテック系スタートアップへの投資に注力します。シンガポールを拠点とするCDVは、グローバルな投資機会を求めて世界中のスタートアップを物色中です。

CDVを率いるのはCake DeFiの共同出資者でCEOのユリアン・ホスプ(Julian Hosp)博士とCTOのユージン・チュア(U-Zyn Chua)氏です。

ホスプ博士はベテランのブロックチェーン起業家でSNSチャネルで100万人以上のフォロワーを有しています。暗号資産・ブロックチェーン分野で大きな影響力を持つことは衆目の一致するところでしょう。博士のビジョンは『2025年までに10億人の人々にブロックチェーンに対する認知と理解をもたらすこと』です。

CTOのユージン氏はブロックチェーン技術者であり、10年以上にわたって分散型システムの設計と開発に熱心に取り組んできたけ経験を有しています。両者は共同して「Cake DeFi」を立ち上げ、DeFiとシンガポールの有望なオルタナティブ資産に投資を行う、世界的な投資プラットフォームを育てるというビジョンを掲げました。

CDVから投資を受ける企業は「Cake DeFiからの強力なサポート」を受けることができると期待されます。世界中のブロックチェーン業界におけるCakeのプロダクト・コネクション・ユーザー・リソース・専門知識に触れるチャンスがあるでしょう。

「Cake DeFi」の共同出資者兼CEOであるユリアン・ホスプ博士は次のように語っています。

私たちは「Cake DeFi Ventures」を立ち上げることによって、仮想通貨とブロックチェーンを世界中に普及させることを目指しています。Cakeは現在、シンガポールおよび東南アジアで急速に成長しており、プラットフォームとしての地位を築きつつあります。我々が投資するプロジェクトは、グローバルレベルの強力なサポートを受けることが期待できるでしょう。

また「Cake DeFi」のCTOであるユージン・チュア氏は次のようにコメントしています。

Cake DeFiのコアビジネスにシナジーをもたらす企業に投資を行い、当社のマルチブロックチェーンのサポート体制を充実させました。暗号技術に関する深い知識と専門性を備えた研究開発部門を設立したことで、当社のWeb3サービスは今後さらに強化されるでしょう。

【CDVの資金提供申請方法】
プロジェクト詳細を「contact@cakedefi.vc」までメール送付。ショートリスト入りしたプロジェクトには、Cake DeFiチームから連絡が入る予定。共同投資や戦略的提携に興味のあるベンチャーキャピタルや投資ファンドもお気軽にご相談を(取材を希望するメディアの問い合わせ先も同じ)。

【CAKE DEFIについて】
Cake DeFiは透明性が高く、革新性と秩序性を兼ね備えたグローバルなフィンテックプラットフォームである。ユーザーによる暗号資産やデジタル資産の収益化に特化し、分散金融サービスやアプリケーションへのアクセスを提供する。Cake DeFiはシンガポールで登録・運営されており、シンガポール金融管理局 (MAS)の規制要件に完全に準拠している。

Cake DeFiは、ユーザーがDeFiの潜在能力をすべて利用できる権限を与えることで、世界中の人々に暗号とDeFiに関する知識を、わかりやすく効率的な方法で教育することを目指している。

2021年Q4、Cake DeFiはユーザー数を倍増させ、2021年全体では10倍に成長させた。顧客への支払総額は、年間2億3,000万米ドルにのぼる。Q4には四半期で7,500万米ドルに達した。顧客資産は2021年通年で6倍に増加。Cake DeFiは2022年末までに顧客への報酬として4億米ドルを提供することを目標としており、仮想通貨の価格次第では10億米ドルに達する可能性もある。

プロダクト面では、同社はCake DeFiであらゆるタイプの資産クラスを提供しており、2021年の製品ロードマップは予定通り達成された。ロードマップには、流動性マイニング、ステーキング、フリーザー、レンディングが含まれていた。同社は2022年Q1にはローン機能を実装する計画を立てている。

同社はまた、「資産別キャッシュフローの可視化」 ページのリニューアルを行った。ユーザーフレンドリーなデザインに改め、初心者ユーザーが投資活動を始めるのを手助けする「収益化学習プログラム」 を開始する。Cake DeFiは、DeFiのエコシステム全体をシンプルかつダイレクトに統合することにも注力する予定だ。


免責事項:この記事は有料で寄稿された記事であり、ニュースやアドバイスではありません。暗号資産ニュースメディアBITTIMESは、このページに掲載されている内容や製品について保証いたしません。当ウェブサイトに掲載されている投資情報・戦略・内容に関しましては、投資勧誘・商品の推奨を目的にしたものではありません。実際に登録・投資・商品の購入などを行う際は、当ウェブサイトの情報に全面的に依拠して投資判断を下すことはお控えいただき、登録・投資・購入などに関するご決定はお住まいの国や地域の法律に従って皆様ご自身のご判断で行っていただきますようお願いいたします。

仮想通貨ニュース|新着

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復NEW

トランプ大統領、中国を除いて関税90日間停止を発表|ビットコイン82,000ドルまで回復

WFP USA、80種類以上の仮想通貨寄付に対応|アルトコインやミームコインも受け入れNEW

WFP USA、80種類以上の仮想通貨寄付に対応|アルトコインやミームコインも受け入れ

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行NEW

「2028年末までにXRPの時価総額はETHを超える」スタンダード・チャータード銀行

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊かNEW

アービトラム、ガバナンス投票権買収で懸念広がる|従来のDAOモデル崩壊か

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏NEW

トランプ大統領の対中関税104%「ビットコインにとって好材料」ティム・ドレイパー氏

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携NEW

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか