【国内初】暗号資産自動両替機「BTM」のサービス提供開始:株式会社ガイア
暗号資産交換業者(近畿財務局長 第00004号)としての登録を完了している「株式会社ガイア」は2022年8月2日に、暗号資産自動両替機「BTM」のサービス提供を開始したことを発表しました。BTMは、暗号資産を日本円に両替してその場で出金できる「暗号資産自動両替機」となっており、現在はビットコイン・イーサリアム・ビットコインキャッシュ・ライトコインの4銘柄に対応しています。
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国内初の暗号資産自動両替機「BTM」とは?
株式会社ガイアは2022年8月2日に、暗号資産自動両替機「BTM」のサービス提供を開始したことを発表しました。株式会社ガイアは大阪府大阪市に本社を構える企業であり、2021年6月18日に日本で暗号資産取引サービスを提供するために必要となる暗号資産交換業者(近畿財務局長 第00004号)としての登録を完了しています。
日本の暗号資産交換業者の多くは「暗号資産取引所」のサービスを提供していますが、株式会社ガイアは海外で複数展開されている仮想通貨ATMのように機能する暗号資産自動両替機「BTM」のサービスを提供します。
暗号資産4銘柄に対応
株式会社ガイアが展開「BTM」は暗号資産を日本円に両替してその場で出金できる「暗号資産自動両替機」となっており、サービス開始時点では以下の4銘柄に対応、1回あたり最大10万円まで出金することができると説明されています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
1,000円単位で出金可能
BTMでは、両替希望金額を1,000円単位で、1回あたり10万円まで出金できます。1日あたりの上限は計30万円までとなっています。
徹底したセキュリティ
BTMは「利用者登録時の本人確認による審査・BTM利用時の二段階認証・カメラ画像のモニタリング」などによって、不正利用や犯罪利用を防止すると説明されています。
利用登録は無料・24時間いつでもウェブから申込
BTMの利用登録は無料で、24時間いつでもウェブから申込可能、実際に両替を行う場合には登録完了後に自宅に郵送された「利用者カード」を用いてBTMを操作して両替を行う仕組みとなっています。サービスに関連するその他の手数料については以下のように報告されています。
【暗号資産両替手数料】
払出希望円貨額の20%相当額
【区分管理預り暗号資産の返還をご希望された場合の暗号資産送付手数料】
BTC:0.0005BTC
ETH:0.005ETH
BCH:0.0001BCH
LTC:0.001LTC
【その他利用料金】
登録費:無料
アカウント維持費:無料
カード発行手数料:無料
両替取引までの流れ
BTMを用いた暗号資産両替までの流れについては以下のように説明されています。
- スマートフォン・パソコンからウェブで利用登録。登録完了後にガイアから登録者の自宅に利用者カードが郵送される。
- 自宅に届いた利用者カードを使ってBTMを操作。
- スマホでQRコードを読み取り、暗号資産を送付し、紙幣を受け取る。
取引には「プライベートウォレット」が必要
BTMを用いた取引には「取引所ウォレット」は利用できないため、必ず「プライベートウォレット」を利用する必要があります。両替取引の動作実証が確認されているウォレットとしては以下のようなウォレットが挙げられています。
・bitpay(ビットペイ)
・MetaMask(メタマスク)
・Trust Wallet(トラストウォレット)
・Copay(コーペイ)
BTMの設置場所は?
BTMの設置場所としては、記事執筆時点で「株式会社ガイア 大阪オフィス内(大阪府大阪市西区新町1-28-3 四ツ橋グランスクエア9F)」のみが挙げられており、大阪オフィス内のBTM営業時間は平日10:00〜17:00とされています。
BTMの詳細や設置場所などの情報は、株式会社ガイアの公式サイトで確認することができます。