GMOコイン×ビットファクトリー「QYSコイン」のIEO実施に向けた検討開始
モバイルファクトリーは2022年10月18日に、同社の100%出資子会社である「ビットファクトリー」と暗号資産取引所を運営している「GMOコイン」が、IEOによる資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書を締結したことを発表しました。ビットファクトリーは「QYSコイン」のIEOを計画していると報告されています。
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次世代エンターテインメント実現に向けたIEOを検討
モバイルファクトリーは2022年10月18日に、同社の100%出資子会社である「ビットファクトリー」と暗号資産取引所を運営している「GMOコイン」が、IEOによる資金調達に向けた新規暗号資産販売検討に関する覚書を締結したことを発表しました。
IEO(Initial Exchange Offering)とは、暗号資産交換業社が主体となってプロジェクト審査・トークン販売を行う資金調達方法のことであり、「トークン販売前に交換業者の審査が入ることによってより信頼性の高いトークンが販売される」という点や「トークン販売後の取引所上場が保証されている」という点などで人気の資金調達方法となっています。
ビットファクトリーとGMOコインは、ビットファクトリーが発行する「QYSコイン」のIEO実施を検討しているとのことで、QYSコインの目的は『誰にでも扱いやすいサービスを通じて、課金して終わり、消費して終わりにならず、利用者一人ひとりの有形無形を問わない財産として積み上げることができる、次世代のエンターテインメント市場を形成すること』だと説明されています。
ビットファクトリーは2020年に、ブロックチェーン技術と位置情報サービスを組み合わせたユーザー共同運営型の位置情報連動型ゲーム「駅メモ! Our Rails(メモアワ!)」の提供を開始していましたが、今後はQYSコインを利用した新たなエンターテインメントを創造していくとされています。
「駅メモ! Our Rails(アワメモ!)」は、全国9,000ヶ所以上ある駅を対象とした基本無料(アイテム型課金)の位置情報連動型ゲームであり、簡単操作で手軽にプレイできる他、おでかけ記録や称号集めなど色々な楽しみ方が用意されています。このゲームはアプリ版「ステーションメモリーズ!(駅メモ!)」での楽しみ方に加え、ユーザー自らフェアマスターとして駅を盛り上げる「フェア機能」、トークン化された駅を購入してステーションオーナーとして保持する「ステーションオーナー機能」が新たに導入されたユーザー参加型ゲームとなっています。
また将来的には、Web3の要素を搭載することで得られた知見や機能を他企業・ゲームに提供し、多くのプレイヤーが新しいエンターテインメントを享受できるようにすることを目指すとも説明されています。
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