楽天ウォレット「証拠金取引所サービス」提供へ|暗号資産9銘柄をサポート
暗号資産取引所「楽天ウォレット」は2022年11月9日に、利用者間で直接暗号資産取引が行える取引所形式の「証拠金取引所サービス」を2022年11月下旬に提供開始することを発表しました。証拠金取引所サービスでは、合計9種類の暗号資産を取引することが可能で、マイナス手数料も採用すると報告されています。
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XLM・XTZ・DOT・ADA含む「9銘柄」に対応
楽天ウォレットは2022年11月9日に、利用者間で直接暗号資産取引が行える取引所形式の「証拠金取引所サービス」を2022年11月下旬に提供開始することを発表しました。
同社は既に販売所形式で「暗号資産の現物取引」と「暗号資産の証拠金取引」のサービスを提供していますが、今回の発表では新たに「利用者間で直接暗号資産取引が行える取引所形式の証拠金取引所サービス」を開始することが報告されています。
証拠金取引所サービスでは以下9種類の暗号資産がサポートされる予定で、取引所形式の証拠金取引でXLM・XTZ・DOT・ADAがサポートされるのは国内初であるとも説明されています(2022年11月9月時点の情報に基づく)。
【証拠金取引所サービスの対応通貨(日本円建て取引)】
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・リップル(Ripple/XRP)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)
・ステラルーメン(Stellar Lumens/XLM)
・テゾス(Tezos/XTZ)
・ポルカドット(Polkadot/DOT)
メイカー手数料では「マイナス手数料」も導入
取扱う暗号資産の種類は今後もさらに増やしていくことが予定されており、取引板に指値注文を並べて注文が約定した場合に発生する"メイカー手数料"では、注文約定時に手数料を受け取ることができる「マイナス手数料」を採用するとも説明されています。
なお、2022年11月9日〜2023年11月4日までの期間にかけては、証拠金取引所サービスで取扱う「BTC・XLM・XTZ・DOT・ADA」の5銘柄において、取引板にある資産・値段で反対取引を行う「テイカー」の取引手数料が0%(無料)となるキャンペーンも実施されることになっています。
通常時のBTC・ETH・BCH・XRP・LTCの取引手数料は「メイカー:-0.01%」「テイカー:0.03%」、ADA・XLM・XTZ・DOTの取引手数料は「メイカー:-0.02%」「テイカー:0.10%」となっており、証拠金取引所サービスの概要やキャンペーン概要については以下のように説明されています。
また「証拠金取引所サービス」では、取引の利便性向上のために世界で3,000万人以上のトレーダーが利用する高機能チャートプラットフォーム「Trading View」を無料提供、加えて取引価格の取得から発注までを自動で行える取引環境を独自に構築できるようAPIも公開すると報告されています。
「証拠金取引所サービス」は2022年11月下旬に提供開始される予定となっていますが、先日9日には先行リリースも開始されており、先行リリースの対象者にはメールでの連絡が行われています。
新たに提供が開始される「証拠金取引所サービス」の詳細については「こちらの公式サイト」で詳しく説明が行われています。