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メタバース関連のDAO組織「OMA3」に参加
Unstoppable Domains(アンストッパブル・ドメインズ)は2023年5月10日に、様々なメタバースの相互運用性を高めることなどを目的としたコンソーシアムである「OMA3(Open Metaverse Alliance for Web3)」の理事会に参加したことを発表しました。
OMA3(Open Metaverse Alliance for Web3)は、2022年7月に設立された複数の企業が参加する分散型自律組織(DAO)であり、OMA3の理事会メンバーには以下のような複数の企業やプロジェクトが参加しています。
【OMA3の参画企業・プロジェクト(一部)】
- Animoca Brands(アニモカ・ブランズ)
- Decentraland(ディセントラランド)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Cryptovoxels(クリプトボクセルズ)
- Alien Worlds(エイリアンワールド)
- Dapper Labs(ダッパーラボ)
- Meta Metaverse(メタ・メタバース)
- SPACE(スペース)
- Splinterlands(スプリンターランド)
- Superworld(スーパーワールド)
- Star Atlas(スターアトラス)
- Upland(アップランド)
- Wivity(ウィビティ)
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「Web3 Landドメイン」の標準化を支援
Unstoppable Domainsは、NFTの形式で発行されるWeb3ドメインを提供していますが、OMA3ではWeb3ドメインに関する専門知識を活用して「Web3 Landドメイン」の使用を標準化する取り組みを支援していくと説明されています。
OMA3は「Web3 Landドメインのオープンマーケットプレイスを構築して、メタバースをより簡単にナビゲートできるようにすること」を最終目標にしているとのことで、OMAの「Portaling and Mapping Working Group」がWeb3 Landドメインの標準を作成する取り組みを主導しているとも説明されています。
「Web3 Landドメイン」は、アプリ固有のアドレスとは異なる”メタバース世界にまたがる特別な種類のユニバーサルアドレス”となっており、ユーザーは自分の仮想土地や区画を直接指すことができるとされています。
このような標準を作成することによって、アドレスの相互運用性と普遍性を実現することが可能で、具体的な例としては『Web3 Landドメインを使用する人々は、メタバース内の異なる世界だけでなく、特定の場所にもテレポートできるようになる』と説明されています。
異なるメタバース世界で行き来できるようにするためには、競合や重複を防止するための標準が必要となるため、Web3 Landドメインの標準を作成することによって、開発者とユーザーに一貫した体験を提供することができるとのことです。
「Web3 Domain Alliance」との取り組みも調整
Unstoppable Domainsは、Web3ドメイン関連の企業連合である「Web3 Domain Alliance(W3DA)」の一員でもありますが、同社は「W3DA」と「OMA3」という2つの業界コンソーシアム間の取り組みを調整する役割を担っているとも報告されています。
Web3 Domain Alliance(W3DA)は、Web3ネーミングサービスの環境改善を目的として2022年に設立されたWeb3ドメイン関連の業界団体であり、今年2月には大手企業・プロジェクトを含む52の新メンバーが参加したことも報告されていました。
「Unstoppable Domains」のCOO兼事業開発責任者であるSandy Carter氏は『メタバースプラットフォームの相互運用性が高まるにつれて、メタバース土地を一意に識別する簡単で普遍的な方法をユーザーに与えることが重要になるだろう』と語っており、OMA3に参加して一連の取り組みを支援できることを嬉しく思うと語っています。