Symbol活用したメールソフト「NFTDriveMail」公開|NFT・トークンの添付も可能

by BITTIMES   

Symbol活用したメールソフト「NFTDriveMail」開発

シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーンを活用したサービスを展開している「NFTDrive」は2023年8月13日に、Symbolブロックチェーンを活用したメールソフト「NFTDriveMail」を開発したことを発表しました。

「NFTDriveMail」は、Symbolブロックチェーンの利点を活用したSMTPサーバーを必要としない新たなメール交換サービスであり、スムーズなメッセージ送信とNFTを含むトークンの添付が可能だと説明されています。

SMTPサーバーとは、電子メールの送信と中継を行うために使用される通信プロトコル(通信時の決まり事)であり、メールの信頼性を確保してメッセージの正確な転送を確認するための仕組みを提供しています。

しかし、従来のSMTPサーバーではセキュリティ関連で課題があることがあるため、「NFTDriveMail」ではブロックチェーン技術を活用してセキュリティと信頼性を向上させた新たなメール交換方法が採用されています。

「NFTDriveMail」とは?

「NFTDriveMail」は、株式会社NFTDriveが提供する暗号資産ウォレット「NFTDriveEX」で動作するアプリケーションであり、Symbolブロックチェーンの要素を取り入れたメールソフトウェアとなっています。

XYM・NFTなどの送受信も可能

ユーザは、従来のメールと同様に「メール送信」や「データ添付」などを行うことが可能できる他、XYMやNFTなどの暗号資産・トークンを送受信することも可能、具体的には以下のような機能も備えていると説明されています。

  • XYM、NFTなどのトークンの送受信
  • アグリゲートトランザクションを利用した最大100件までの一括送信
  • メッセージの暗号化
  • 複数のAPIノードへの接続

直感的な操作でトークン送信が可能

メッセージとトークンの送信時には、所有しているNFTなどがファイル選択画面に表示されるため、ユーザーは直感的にファイルを選択するだけで簡単に各種トークンを送信することができるようになっています。

また、メール内のメッセージはSymbolブロックチェーンの機能を用いて暗号化できるため、他のユーザーの閲覧を防止する事もできるとのことです。

(画像:NFTDrive)(画像:NFTDrive)

Symbolの活用による様々な利点

このメールソフトウェアには、Symbolブロックチェーンの技術が取り入れられているため、機密性・完全性・可用性、否認防止性の優れたセキュリティを提供することが可能となっています。

XYMやNFTなどのトークンを添付ファイルのように扱えることも大きな魅力の1つですが「サーバダウンが発生しない状態で災害時の連絡手段」として活用できる他、ブロックチェーンの特性上「消滅・改竄の心配もない」とされています。

なお、トークンはSymbolで発行されたNFTのライブラリのように機能する「MOSAIC-CENTER」の情報とも連携していると説明されています。

「NFTDriveMail」は近日公開予定

「NFTDriveMail」の提供開始日については、NFTDriveの公式X(Twitter)アカウントでアナウンスが行われる予定で、近日中には公開される予定だと報告されています(追記:リリース発表あり)。

NFTDriveが提供する「NFTDriveEX」は"次世代の価値交換ネットワークの入り口としての役割を果たすこと"を目指していますが、今回の新しいソリューションでは、ブロックチェーンの強固なセキュリティと便利な機能が融合した「WEB3体験」を提供すると説明するとされています。

また、来年にはオンチェーンドキュメントの総合プラットフォーム『NOAH』のリリースも予定されており、今後も一連のソリューションを通じてブロックチェーンの社会実装を推し進めていくと説明されています。

追記:NFTDriveMailリリース

(追記:2023年8月19日)
株式会社NFTDriveは2023年8月19日に「NFTDriveMail」を正式に公開したことを発表しました。

NFTDriveMailは、NFTDriveEXのトップ画面にある「App」のボタンから「NFTDriveMail」にアクセスすることによって利用することが可能となっています。

>>Symbol関連の最新記事はこちら

NFTDrive発表

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