
リップル社:進化した国際送金ソリューション「Ripple Payments」を発表
RippleNetを進化させた国際送金ソリューション
Ripple(リップル)社は2023年11月7日に、より優れた国際送金の環境を提供する新しい国際送金ソリューション「Ripple Payments」を発表しました。
Ripple Payments(リップルペイメント)は、RippleNetとして知られていたRipple社の国際送金ソリューションの進化版であり、ブロックチェーンを活用した迅速・安価・効率的な国際送金を、専門知識を持たない企業でも簡単に行えるようにするためのインフラを提供すると説明されています。
「世界の金融リーダーの80%以上は今後3年間で何らかの形で仮想通貨を使用し始める可能性がある」と語るリップル社は、同社がそのような未来に向けて"最速で最も効率的な国際送金ソリューション"の構築に取り組んできたことを説明しており、Ripple Paymentsの主なアップデート内容として以下の4点を挙げています。
- グローバルネットワークへのアクセス拡大:単一のプロセスで70以上の暗号資産および従来のペイアウト市場へアクセスが可能に。
- 深い規制ノウハウに基づいた送金システム:Ripple社はシンガポールやアメリカで広範囲のライセンスを取得し、中小企業を含む幅広い顧客にサービスを提供しているため、長年の経験に基づく安心感を提供できる。
- 迅速なオンボーディングと市場参入戦略の加速:XRP Ledgerの分散型取引所「XRPL DEX」との統合によって製品のパフォーマンスが向上、グローバルな流動性オプションで新しい市場への参入障壁が下がる。
- 通貨や送金先に左右されない24時間365日対応可能な流動性オプション提供:拡張された流動性オプションによって、決済製品の規模が拡大しても最適な顧客体験を提供し続けることができる。
Ripple社のプレジデントであるモニカ・ロング氏は「Ripple Payments」について次のように語っています。
リップル社は設立当初から「お客様の現実的な問題を解決する製品を開発すること」に注力してきました。進化したRipple Paymentsは「革新的な技術を通じて国際送金体験を最適化する」という当社の長期的な取り組みの延長線上にあるものです。
当社は流動性管理・オフランプ・トークン化・カストディ・コンプライアンスなど、暗号資産金融インフラの主要要素への対応で業界をリードしてきました。
これらの要素を「Ripple Payments」に統合して直感的なエンドツーエンドの体験を実現しようとするのは、暗号資産の利点をあらゆるビジネスで利用できるようにするための取り組みを行なっているリップル社にとって自然な次のステップです。
なお、Ripple Paymentsは世界的な決済ソリューション企業である「RocketFuel」によって既に利用されているとのことで、同社は暗号資産や法定通貨による支払いの送受信を希望する販売者に支払いソリューションを提供していると報告されています。
(リップル発表)

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