ブロックチェーンアイランド、マルタで仮想通貨関連の3法案が第2読会を通過

by BITTIMES

マルタ議会は仮想通貨やブロックチェーン技術に関連する、
・仮想通貨金融資産法(The Virtual Financial Assets Act/VFA)
・マルタデジタルイノベーションオーソリティ法(The Malta Digital Innovation Authority Act/MDIA)
・革新的技術の整備とサービスに関する法律(The Innovative Technology Arrangements and Services Act)
という重要な3法案を第2読会(*1)で審議したのち、6月25日に承認しました。
(*1)読会(どっかい):議会において、議案の審議を慎重に行うために設けられた審議の段階。

ブロックチェーン開発のための3法案

仮想通貨やブロックチェーンの開発を進めるため重要となるこの法案は、マルタ共和国の議員秘書官(金融サービス・デジタル経済・イノベーション担当)であるシルビオ・シェンブリ(Silvio Schembri)氏によって、仮想通貨に関する経営会議の開会挨拶で発表されました。

この法案は、マルタ共和国の投資家や企業の所有者が仮想通貨やブロックチェーン関連のビジネスを成功に導くために、好都合な管轄権を見つける支援を行うことに焦点を当てています。Binance(バイナンス)、OKEx、BitBayなどの有名な仮想通貨取引所はすでにマルタへの移設を発表しています。

以下は各法案の簡単な説明です。

仮想通貨金融資産法(The Virtual Financial Assets Act/VFA)

仮想通貨金融資産法(The Virtual Financial Assets Act/VFA)は、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)の規制を扱い、ICOを通じた資金調達プロジェクトはホワイト・ペーパーを発行する義務があると述べています。これらはマルタ当局によって課される前提条件であり、そのようなプロジェクトに関わるあらゆる側面の記述を含めるべきであり、発行者の財務履歴を公開する必要があります。

マルタデジタルイノベーションオーソリティ法(The Malta Digital Innovation Authority Act/MDIA)

マルタデジタルイノベーションオーソリティ法(The Malta Digital Innovation Authority Act/MDIA)は、業界特有の統治機関が設立されると推測しています。そのような機関は、この法律に記載された指針の開発と実施を支援し、分散型または分散型技術を含む技術革新に関するビジョン、スキル、およびその他の資質の開発のための一貫した原則を推進する責任があります。さらに、革新的技術、取り決めおよび関連サービスに関する規制機能を実行します。

革新的技術の整備とサービスに関する法律(The Innovative Technology Arrangements and Services Act)

革新的技術の整備とサービスに関する法律(The Innovative Technology Arrangements and Services Act)は、指定された革新的技術契約の規制に関係しています。ブロックチェーンベースの企業が法律の下でそのように認識される仕組みになり、これが前の2つの法案の基礎となります。

これらの新しい法案を導入することによって、仮想通貨やブロックチェーンに興味を持った投資家はマルタで正当な暗号化ビジネスを確立するために必要な法的枠組みを明確に把握することができます。これマルタ共和国が仮想通貨にフレンドリーな管轄権を確立するために最前線に立っていることを証明しており、実際にマルタには世界最大の仮想通貨取引所2社がオフィスを構えています。

ブロックチェーンアイランド・マルタ

MSXFintechAcceleratorプログラムを発表

今月18日にはマルタ証券取引所とBinanceが協力して、フィンテックと仮想通貨のスタートアップ企業を支援するプログラムを発表しました。

「MSX Fintech Accelerator」と名付けられたこのプログラムは、フィンテックや仮想通貨のスタートアップ企業12社の支援を行い、それらの企業や起業家の競争力高めることを目的としています。

具体的には社内会計や給与計算といったサービスが提供されるほか、オフィスや会議室などの施設及び通信サービスなども提供される予定となっており、プログラムに協力しているBinanceは、マルタ地域で仮想通貨から法定通貨への交換ができるサービスを提供すると発表しています。

マルタ銀行家協会(MBA)の新議長が決定

マルタ銀行家協会(MBA)では最近新しい議長が選出されました。新議長として選ばれたマルセル・カサール(Marcel Cassar)氏は、仮想通貨やブロックチェーン、人工知能(AI)などの新しい技術が、銀行業界に与える影響について自身の考えを詳しく解説しています。

カサール氏はブロックチェーンの技術について「常に本物であり信頼できる取引や契約、文書、アイデンティティ、署名、権限などの記録を保持しているブロックチェーンは銀行家の夢のようである」と語り、AIについては「新しいフィンテックやAIなどのアプリケーションは、金融の将来に大きく影響する」と述べています。

マルタ共和国は着々とブロックチェーン大国としての基盤を整えています。今回の3法案は最後の第三読会を通過することで、今後がさらに同国内での仮想通貨やブロックチェーン関連のプロジェクトが発展していくことになるでしょう。
マルタは確実に世界最先端の『ブロックチェーンアイランド』への進歩を続けています。

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