Bakkt:ビットコイン先物はさらに延期?開始日「2019年初頭に明かす」と発表
ビットコイン先物取引の開始に期待が高まっている「Bakkt(バックト)」の親会社インターコンチネンタル取引所(ICE)は、"さらに延期される可能性がある"と一部で報じられていたサービス開始時期を「今年の初め頃」に明らかにすると発表しました。
こちらから読む:2019年の重要トピックの一つ「Bakkt(バックト)」とは
米商品先物取引委員会のスケジュール次第で修正
仮想通貨取引プラットフォームBakkt(バックト)は、2018年11月に「ビットコイン先物取引」を開始することを予定していましたが、その後12月に延期することが発表され、そこからさらに「2019年1月24日にまで延期する」ことが発表されています。
仮想通貨業界では、Bakktの先物取引が機関投資家の流入につながる重要な要因の一つであると考えられているため、今月のサービス開始には期待が高まっていましたが、複数のメディア報道では、現在米国では一部の政府機関が閉鎖されているため「1月24日からさらに延期される可能性がある」とも報じられており、不透明な状態となっていました。
このような現状を払拭すべくICEは、2018年12月31日に「ビットコイン先物の開始日」を2019年初頭に明らかにすると発表しました。また、この発表の中でICEは『ビットコイン先物の開始時期は2019年1月24日に設定されていましたが、米商品先物取引委員会(CFTC)のプロセスとスケジュールに従って修正される予定です』とも伝えています。
発表内容からすると、これまで報じられていた通りさらに延期となる可能性も高いと考えられますが、近日中には正式にICEからの発表が行われるため、その時を待ちましょう。
また「Bakkt」はこの他にも、
・Boston Consulting
・Galaxy Digital
・Goldfinch Partners
・ICE
・M12(Microsoft’s VC fund)
・Pantera Capital
などから約200億円の資金を調達したことも発表しています。