ビットコイン「97万円」まで価格上昇|もはや抵抗線は存在しない?
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は本日27日に再び2019年の再高値を更新し、記事執筆時点では「1BTC=97万円」にまで上昇しています。仮想通貨業界で注目されている100万台も目前に迫ってきましたが、一部の専門家は「ビットコインに抵抗線は存在しない」と語っています。
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ビットコイン価格「100万円台」到達間近
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、本日27日の午前3時ごろに90万円の壁を超え、2019年の最高値を再び更新しました。
仮想通貨業界では「ビットコイン価格は短期的に70万円台まで下落する」との予想も多く出ていましたが、実際には大きく下落することはなく、100万円に向けて上昇を続けています。
また、時価総額ランキング上位に位置する仮想通貨も同様に上昇しており、ここ最近で大きく上昇していた
・ビットコインSV(BitcoinSV/BSV)
・トロン(Tron/TRX)
は、過去24時間で10%以上の上昇を記録しています。
BTCに「抵抗線」は存在しない?
世界最大のソーシャルトレーディングプラットフォーム「eToro(イートロ)」のシニアマーケットアナリストであるMati Greenspan(マティ・グリーンスパン)氏は、ビットコインが過去最高の水準を突破したことは、ビットコインがなんの抵抗もなく20,000ドル(約220万円)に到達する可能性があることを示していると語っています。
また、仮想通貨業界を賑わし続けているJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は以前に「否定的なアナリストが語る"価格の壁"は、空売りしている人々が投資家を混乱させようとするためのものである」と語っており、ビットコインの価格上昇を止めることはできないと語っています。
およそ2週間に渡って停滞が続いたことによって、ショートポジションの数も増加してきていることが報告されていましたが、今回の価格上昇のタイミングでショートポジションのロスカットが大量に起きたこともわかっています。
仮想通貨取引所BitMEXでショートポジションのロスカットを確認(画像:bullbearanalyzer.com)
現在の価格上昇が始まって以降、多くのショートポジションがロスカットしていることを踏まえて考えると、マカフィー氏らの言うように現在囁かれている抵抗線はそれほど意味をなしていないようにも感じられます。いずれにせよ「証拠金取引でビットコインの空売りをしようとする場合には注意が必要である」ということは間違いないと言えるでしょう。
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