
IBM「RippleNet・XRPの活用」検討中か?概念実証(PoC)進行中の可能性
大手IT企業「IBM」が、Ripple(リップル)社が展開している国際送金ネットワーク「RippleNet(リップルネット)」を活用した概念実証(PoC)に取り組んでいる可能性があることが、インドでIBMのソリューション開発を行っているViral Shah(バイラル・サー)氏のLinkedinプロフィールで明らかになりました。
こちらから読む:Ripple社、200億円以上の資金調達「Ripple/XRP」関連ニュース
関係者のプロフィールに「RippleNet」の記述
インドでIBMのソリューションを構築しているViral Shah(バイラル・サー)氏は、以前RippleNetの活用を検討していることを明かしていたインドの大手銀行「State Bank of India(SBI)」のアプリ開発にも関わっていた人物であると伝えられています。
同氏のLinkedinプロフィールに記載されている"業務"の欄には「銀行向けのRippleNetブロックチェーン実装に関する概念実証(PoC)を行なっている」という内容が記載されているため、仮想通貨業界では"IBMがRippleNetを活用した概念実証に取り組んでいる可能性がある"として話題となっています。
IBMは2018年8月に仮想通貨ステラルーメン(StellarLumens/XLM)のブロックチェーンネットワークを用いた決済ネットワーク「ブロックチェーン・ワールド・ワイヤー(Blockchain World Wire/BWW)」を発表しています。
この決済ネットワークは「RippleNet」のように"国境をまたいだ送金"にブロックチェーン技術を取り入れたものであり、今年3月には6つの国際銀行がBWW上でステーブルコインを発行することを発表、合計47の通貨と44行の銀行が提携し、72ヶ国でBWWを用いたリアルタイムの国際送金が可能になることが明らかにされていました。
IBMとRippleが正式に共同作業を行なっているかどうかは不明であるものの、IBMのブロックチェーン部門で責任者を務めていたJesse Lund(ジェシー・ルンド)氏は今年2月に『現時点ではステラを利用しているが、IBMネットワークの参加者はリアルタイムで選択肢を選べるべきであり、ステラだけでなくXRP・BTC・ステーブルコイン・中央銀行デジタル通貨などが統合される可能性もある』と語っているため、Ripple社とIBMが連携する可能性もあると考えられています。
(参照元:Linkedin)
2019年12月26日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は今月18日に19円台まで下落して以降は横ばいの状態が続いており、2019年12月26日時点では「1XRP=20.70円」で取引されています。
2019年12月12日〜2019年12月26日 XRPのチャート(引用:coingecko.com)
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