暗号資産決済で予約できる「ホテル・宿泊施設」を大幅拡大:Travala×Expedia
暗号資産決済に対応した旅行予約サービスを展開している「Travala.com(トラバラドットコム)」は2020年7月6日に、大手旅行会社「Expedia Group(エクスペディア・グループ)」の子会社である「Expedia Partner Solutions(EPS)」とのパートナーシップを発表しました。これにより、仮想通貨決済で予約できるホテルや宿泊施設がさらに70万以上も追加されたと報告されています。
「70万以上の宿泊施設」をサービスに追加
Travala.com(トラバラドットコム)は、暗号資産(仮想通貨)を使用して世界230ヵ国にある200万以上のホテルや宿泊施設などに予約できるサービスであり、支払い方法として
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・バイナンスコイン(Binance Coin/BNB)
・Travala.com(AVA)
などといった30種類以上の暗号資産を受け入れています。
今回の発表では、同社が大手旅行会社「Expedia Group(エクスペディア・グループ)」の子会社である「Expedia Partner Solutions(EPS)」とパートナーシップを結んだことが報告されており、これによって予約可能な宿泊施設が"さらに70万以上"追加されたと説明されています。
「Expedia Group」の上級役員(SVP)であるAlfonso Paredes氏は『私たちは世界中で予約や支払いの選択肢が急速に進化し続けていることを認識している』と述べており、「Travala.com」のビジネス拡大をサポートしたいとの考えを語っています。
「Expedia Partner Solutions」はイノベーションに情熱を注ぎ続けており、急速に変化する世界で予約と支払いの選択肢が進化し続けていることを認識しています。
私たちの目標は「Travala.com」がこれまで以上に素早くビジネスを拡大できるようサポートすることです。当社の幅広い旅行商品、パートナーサポート、最先端のテクノロジーを通じて「Travala.com」などのパートナーが旅行者のために素晴らしいサービスを構築できるように支援します。
「Travala.com」は昨年11月に「Booking.com」との提携を通じて9万以上の宿泊施設をプラットフォームに追加しており、2020年5月には大手仮想通貨・ブロックチェーン企業「BINANCE(バイナンス)」の支援を受けて、暗号資産対応の旅行予約サイトである「TravelbyBit(トラベルバイビット)」とサービスを統合し、世界最大級となるブロックチェーン基盤の旅行代理店を立ち上げました。
暗号資産は世界中の様々な国で利用することができるため、暗号資産を取り入れた旅行関連サービスである「Travala.com」は今後も多くの人々に利用されていくことになると予想されます。