仮想通貨都市「AKONCITY」の詳細情報が明らかに|7つの主要地区で構成

by BITTIMES   

有名なR&Bシンガーソングライター「AKON(エイコン)」が立ち上げを計画している仮想通貨都市「AKONCITY(エイコンシティ)」の詳細が明らかになりました。現在公開されている「AKONCITYの公式サイト」には、都市全体を構成する"7つの地区"の概要などがコンセプト画像などとともに詳しく紹介されています。

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仮想通貨都市「AKONCITY」の詳細が明らかに

AKONCITY(エイコンシティ)は、有名なR&Bシンガーソングライター「AKON(エイコン)」が推進していることで知られる仮想通貨都市であり、様々な最先端技術を活用したスマートシティであるだけでなく、都市で使用する通貨としてステラ(Stellar/XLM)を基盤とした独自通貨「AKoin」を採用していることなどでも注目を集めています。

この仮想通貨都市は、AKON氏がセネガルの大統領に授与された東京ドーム174個分に相当する2,000エーカー(約8平方km)の土地に建設される予定であることや、約60億ドル(約6,362億円)の費用をかけて建設される予定であることなどが明らかにされていましたが、今回は「AKONCITY」の公式サイトが更新されたことによって仮想通貨都市の詳細が明らかになりました。

AKONCITYは「7つの主要地区」で構成

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

AKONCITY(エイコンシティ)の公式サイトによると、現在計画されている仮想通貨都市は「アフリカ・カルチャー・ビレッジ、オフィス&住宅地区、エンターテイメント地区、ヘルス&セーフティ地区、教育地区、テクノロジー地区、セネウッド地区」という合計7つの主要地区で構成されていると説明されています。

これらの各地区には、その地区の目的に応じた様々な施設が建設される予定となっており、具体的には以下のような施設が建設されると説明されています。

アフリカ・カルチャー・ビレッジ(African culture village)

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

アフリカ・カルチャー・ビレッジ(African culture village)には「小売店、宴会場、ビジネスセンター、レストランエリア、ナイトクラブ、フィットネスセンター、ホテル、海辺のリゾート&スパ」などがあり、20のシャレーやオープンマーケットもあると報告されています。

この地区は「観光」の面に焦点を当てた地区となっており、レストランエリアにある飲食店ではアフリカ料理を食べることができ、宿泊施設の内装はアフリカにある様々な国をモチーフにして装飾が施されていると伝えられています。

オフィス&住宅地区(Offices & Residential District)

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

オフィス&住宅地区(Offices & Residential District)には「6つの住宅施設、2つのオフィス、2つの駐車場」があり、これらの施設はAKONCITYの複数の場所に点在しています。

駐車場では、最先端技術を活用したより効率的で安全かつエネルギー面でも持続可能な「スマートパーキングシステム」が採用されているとのことです。

エンターテイメント地区(Entertainment District)

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

エンターテイメント地区(Entertainment District)には「カジノ、多機能スタジアム、ホテル付きリゾート、映画館付きショッピングモール、大人&子供向け娯楽エリア、ファッション、ファッション地区、リゾート&スパ」などがあるとされています。

この地区は、大規模な建物の内部に複数の施設が含まれる形で構成されているため、様々な施設へとスムーズに移動しながら各サービスを楽しむことができるようになると期待されます。

ヘルス&セーフティ地区(Health & Safety District)

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

ヘルス&セーフティ地区(Health & Safety District)には「総合病院、医薬品販売店、外来センター、警察署、消防署」などが建設されることになっています。

この地区では簡単な手術も行うことができるようになっており、様々な種類の診療所や検査室、フィットネスエリア、トレーニングエリア、睡眠エリア、飲食店などもあるとされています。

教育地区(Education District)

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

教育地区(Education District)には「MIT・バークレー・ハーバード・スタンフォードに対応した3つの主要な建物」がある他「学生と教職員用の住宅施設」もあるとされています。

各施設には「一般クラス、オフィス、図書館、コンピューター室」などが備えられているとのことで、今後の需要に応じて進化していくことを目指していると説明されています。

テクノロジー地区(Technology District)

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

テクノロジー地区(Technology District)には「複数の建物にまたがるテックパーク」や「制作エリア・研究開発エリア・スパ・フィットネス・レストラン・オフィスなどといった複数の施設が含まれた施設」が建設されます。

この地区は、研究センター・教育機関・テック企業の間で相乗効果を生み出すことによって、高度なテクノロジーの生産と商業化を促進するように設計されているとのことです。

セネウッド地区(SENEWOOD District)

(画像:AKONCITY)(画像:AKONCITY)

セネウッド地区(SENEWOOD District)には「AKONタワー、メディアタワー」に加えて「4つの撮影・レコーディングスタジオ」があるとされています。

AKONタワーには「録音研究施設・ホテル・オフィス・住宅施設・スパセンター・フィットネスセンター・レストラン・AKON CLUB」などが含まれており、各レコーディングスタジオには「撮影・録音を行うためのセット」や「オフィス」などが含まれているとされています。

エイコンシティ完成は「2029年」を予定

AKONCITY(エイコンシティ)は、水と美しい自然に囲まれた風景の中に建設される予定となっており、一般の人々でも気軽にアクセスできる場所にあるとされています。

これらのプロジェクトはドバイを拠点とする建築家が設計したものであり、現在はプロジェクトで必要とされる60億ドルの資金の約3分の1を調達しているとも報じられています。

AKONCITYの建設は2021年初頭から開始される予定となっており、第1フェーズが2023年末までに完了、都市全体が完成するのは2029年頃になる予定だと伝えられています。

プロジェクト自体は非常に大規模なものとなっているものの、AKONCITYの建設プロジェクトは発表以来順調に進められているため、今後の本格的な施設建設などにも注目です。

>>「AKONCITY」の公式サイトはこちら

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