ヤフオクで「NFTアイテムの取引」が可能に|LINEとYahoo! JAPANが連携
LINE(ライン)は2021年7月27日に、暗号資産・ブロックチェーン関連事業を展開している同社のグループ会社「LVC株式会社」が二次流通市場拡大に向けてNFT事業分野で「ヤフー株式会社」と連携することを発表しました。今回の連携によって、LINE Blockchainを基盤として開発されたNFTアイテムが「Yahoo! JAPAN」が提供するネットオークションサービス「ヤフオク!」上で今年の冬から取引可能になると報告されています。
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二次流通市場拡大に向け「NFT事業」で連携
LINE(ライン)は2021年7月27日に、暗号資産・ブロックチェーン関連事業を展開している同社のグループ会社「LVC株式会社」が二次流通市場拡大に向けてNFT事業分野で「ヤフー株式会社」と連携することを発表しました。
LVC株式会社はLINE独自のブロックチェーンである「LINE Blockchain」を活用した様々な事業を展開しており、LINEアプリ上で簡単に暗号資産を売買することができる「LINE BITMAX(ライン・ビットマックス)」や、デジタル資産を管理することができるウォレット「LINE BITMAX Wallet」、LINE Blockchain上で発行されたNFTアイテムを取引できる「NFTマーケットβ」などを既に提供しています。
LINE Blockchainを基盤としたNFTアイテムはこれまで「NFTマーケットβ」で取引可能となっていましたが、今回の連携によって2021年冬頃には「Yahoo! JAPAN」が提供しているネットオークションサービス「ヤフオク!」上でもLINE Blockchainを基盤としたNFTアイテムを出品・落札することができるようになると報告されています。
ヤフオク!上でのNFTアイテム取引では『市場価値に応じて価格が上がるオークションの仕組みを活用して、NFTアイテムをより多くの方が気軽に売買できるNFTマーケットプレイスを提供していく』とされており、『様々なパートナーとともに価値あるコンテンツの流通を活性化させ、NFT領域における二次流通市場の拡大に貢献していく』とも説明がなされています。
ヤフオク!は日本中で非常に多くのユーザーに利用されている人気のネットオークションサービスであるため、ヤフオク!上でNFTアイテムの取引が可能になることによって、NFTがより多くの人々に浸透して、普及していくことになると期待されます。
なお「LINE BITMAX Wallet」内でNFTアイテムを取引することができる「NFTマーケット」も2021年夏には正式版がリリースされる予定だと報告されています。