YouTube「NFT関連サービス」提供へ｜クリエイターの技術活用を支援

YouTube（ユーチューブ）の最高経営責任者（CEO）であるSusan Wojcicki（スーザン・ウォジスキ）氏は2022年1月25日に公開した『2022年の優先事項』というタイトルの手紙の中で、動画コンテンツクリエイターがNFTのような新しい技術を活用できるようにするための取り組みを行っていることを明らかにしました。

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NFTなど「WEB3.0（分散型ウェブ）全体」に注目

YouTube（ユーチューブ）の最高経営責任者（CEO）であるSusan Wojcicki（スーザン・ウォジスキ）氏は2022年1月25日に公開した『2022年の優先事項』というタイトルの手紙の中で、動画コンテンツクリエイターがNFTのような新しい技術を活用できるようにするための取り組みを行っていることを明らかにしました。

ブロックチェーンや暗号資産などの技術によって実現されようとしている分散型のウェブ世界は「WEB3.0（分散型ウェブ）」とも呼ばれていますが、スーザン・ウォジスキ氏は今回の手紙の中で『YouTubeはさらに先の未来を見据えて、YouTubeでイノベーションを起こし続けるためのインスピレーションの源として、WEB3.0（分散型ウェブ）で起きている全てのことに注目している』とコメントしています。

さらに同氏は、暗号資産（仮想通貨）・Non-Fungible Token（NFT）・分散型自律組織（DAO）などによってクリエイターとファンの交流を強化する新しい方法が生まれつつあるとも述べており、『クリエイターがNFTなどの技術などを活用できるようにして、クリエイターとファンがYouTubeで体験できることを強化・向上し続けることに重点を置いている』と説明しています。

さらに先の未来を見据えて、YouTubeでイノベーションを起こし続けるためのインスピレーションの源として、WEB3.0（分散型ウェブ）で起きている全てのことに注目しています。

暗号資産、Non-Fungible Token（NFT）、分散型自律組織（DAO）の世界におけるこの1年は、クリエイターとファンの繋がりを強化するこれまでには想像もできなかったような機会を浮き彫りにしています。

私たちはクリエイターがNFTなどの新しいテクノロジーを活用できるようにYouTubeのエコシステムを拡張し、クリエイターとファンがYouTubeで体験できることを強化・向上し続けることに重点を置いています。

一部クリエイターには「NFTギフト」もプレゼント

YouTubeがNFTなどの技術をどのように活用していくかについての詳細は明らかにされていないものの、今月はすでに「HikakinTV」や「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」などの人気YouTuberが『YouTubeからNFTギフトを受け取ったこと』を報告しています。

これらのNFTギフトは「複数のアーティストが各YouTuber向けに制作したデジタルアート作品」となっており、電源を入れるとNFTアート作品が映し出される作品が送られたことが報告されています。

NFTギフトは一部のトップクリエイターのみに送られているものの、スーザン・ウォジスキ氏は今回の発表の中で『クリエイターがNFTなどの新しいテクノロジーを活用できるようにYouTubeのエコシステムを拡張していく』とコメントしているため、今後のYouTubeのNFT関連の取り組みには注目が集まっています。

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