Rakuten NFT「現代アーティストのNFTアート作品」販売へ|アートパワーズジャパンと合意
楽天グループは2022年2月16日に、同社が今月25日提供を開始するNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」が現代アーティストが手掛けるNFTアート作品の発売に向けて「アートパワーズジャパン」と合意したことを発表しました。「Rakuten NFT」では、国内外で活躍するキュレーターチームの監修による4つのカテゴリーから作品が展開される予定だと報告されています。
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「現代アーティストのNFTアート作品」販売へ
楽天グループは2022年2月16日に、同社が今月25日提供を開始するNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」が現代アーティストが手掛けるNFTアート作品の発売に向けて「アートパワーズジャパン」と合意したことを発表しました。
アートパワーズジャパンは『アーティストを応援する』を目的として設立された一般社団法人であり、伝統文化と現代芸術文化の出会う場所・地域での新たな活動を誘発する拠点を創ること、アートをはじめとする文化を活かした新しいビジネスモデルやイノベーションを創出すること、創造的な発想に溢れる未来を切り拓く人材を育成すること、地域のブランディングやコミュニティをデザインすることなどの活動を続けています。
「Rakuten NFT」は、スポーツ・音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなど様々な分野におけるNFTを、ユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができるマーケットプレイスであり、IPホルダーがワンストップでNFTを発行したり、販売サイトを構築したりすることができる独自のプラットフォームを併せ持っています。
アートパワーズジャパンが展開するNFTアートの監修を担うキュレーターチームには、山口 裕美氏(アートプロデューサー)、楠見 清氏(美術編集者/評論家、東京都立大学准教授)、関 昭郎氏(東京都写真美術館)、森山 朋絵氏(東京都現代美術館)の国内外で活躍する4名が就任予定であるとのことで、第一弾では国内外で注目されているアーティストである三沢 厚彦氏、中村 ケンゴ氏、山口 典子氏、濱口 健氏、小瀬村 真美氏、土屋 貴哉氏などによる「PRIME」、期待の若手アーティストの作品を扱う「EMERGING」、障がいのある方々による「CHALLENGED ART」、日本が誇る工芸の新たな視点を追求する「KOGEI」の4つのカテゴリーから作品が展開される予定だと報告されています。
支払いには楽天IDを使用することができるため「楽天ポイント」を使用したり貯めたりすることもできるとのことで、購入したNFTは「Rakuten NFT」のマイページにコレクションすることができ、マーケットプレイスに出品して販売することもできると説明されています。なお、今回展開されるNFTアート作品は2022年5月以降に販売される予定だと報告されています。
NFTアート作品の創作・発表、プロモーション支援も予定
アートパワーズジャパンは今後「PRIME・EMERGING・CHALLENGED ART・KOGEI」という4つのカテゴリーで、アーティストによる予想を超えた驚きのあるNFTアート作品の創作や発表、作品をNFT化し販売することによるプロモーションの支援を実施する予定で、メディアアート・パフォーミングアート・インスタレーションなど販売や保存が難しいとされている形式の作品や、プロジェクトベースで制作された作品などをNFT化して蘇らせることを検討していると説明されています。
また、茶の湯・生け花などといったその瞬間・時間でしか体験できないようなアートを動画やVRを活用してNFT化することも計画しているとのことで、これらの活動を通じてさらなる作品創作を促すことができるよう、NFTアート作品の販売によるアーティストへの収益還元を目指すとされています。
さらに将来的には、若手アーティストのグローバル展開の支援や、アーティスト応援コミュニティの創設、NFTアート作品のメタバース上での展示、販売も視野に入れ、長期的な展望を持ってコンテンツを提供していくとも報告されています。
なお、今回の発表では「Rakuten NFT」のサービスを開始する2022年2月25日に、サービス内容をわかりやすく紹介して、今後販売予定のNFTコンテンツも紹介するオンラインローンチイベント『#Rakuten_NFTはじまる』を開催することも報告されています。
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