オアシス(Oasys/OAS)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説
オアシス(Oasys/OAS)に関する基本情報や特徴をなどをわかりやすく解説するとともに、取扱う暗号資産取引所・価格・チャート・対応ウォレット・関連リンクなどの情報もまとめて掲載しています。
こちらから読む:オアシス関連の記事を新着順で「Oasys/OAS」関連ニュース
【PR】本サイトはアフィリエイトプログラム・プロモーションによる収益を得ています。
OASを取扱う国内取引所はこちら
オアシス(Oasys/OAS)とは?
オアシス(Oasys/OAS)とは、2022年12月にメインネットをローンチした「Blockchain for Games」をコンセプトとするゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクトであり、OASはOasysエコシステムで中心的な役割を果たすネイティブトークンです。
Oasysのブロックチェーン運営主体となる初期バリデータは「バンダイナムコ研究所・SQUARE ENIX・SEGA・Ubisoft・Netmarble」などといった合計21社の大手ゲーム会社やWeb3企業で構成されており、合意形成アルゴリズムは環境面にも配慮したプルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)方式を採用しています。
Oasysは、Layer1(Hub-Layer)とLayer2(Verse-Layer)の技術を組み合わせた独自の「Oasysアーキテクチャ」を採用したイーサリアム仮想マシン(EVM)互換プロトコルで、「取引手数料の無料化」と「取引処理の高速化」を実現してブロックチェーンゲームのユーザーに快適なゲームプレイ環境を提供しています。
オアシス(Oasys/OAS)の特徴
オアシス(Oasys/OAS)の特徴としては以下のようなことが挙げられます。
日本発のゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクト
オアシス(Oasys/OAS)は2022年に発足し、2022年12月12日にメインネットのローンチ・トークン上場を果たした日本発のゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクトです。Oasysプロジェクトの中心企業はシンガポール拠点の「Oasys Pte. Ltd.」となっていますが、Oasysブロックチェーンの運営には日本企業が多く関わっており、Oasys運営チームメンバーも基本的に日本人で構成されています。
なお、2022年2月に発表された「Oasysプロジェクト始動」に関するプレスリリースは、ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」を運営している「MCH株式会社」が公開しています。
合計25の大手企業が初期バリデータとして参画
オアシス(Oasys/OAS)のブロックチェーンの運営主体となる初期バリデータには、世界的に有名な合計25社の大手ゲーム会社・Web3企業が含まれているため、「有名企業が多数参加するゲーム特化型ブロックチェーン」としても注目されています。
バリデータとは、ブロックチェーンに入力されたデータが仕様に沿って適切に記述されているか検証する作業のことで、Oasysの初期バリデータには以下の25社が参加しています。(※2023年4月時点の情報に基づく)
・Astar Network(アスターネットワーク)
・バンダイナムコ研究所
・bitFlyer(ビットフライヤー)
・BOBG(ボブジー)
・Com2uS(カムツス)
・Crypto Games(クリプトゲームス)
・doublejump.tokyo(ダブルジャンプトーキョー)
・GREE(グリー)
・gumi(グミ)
・Jump Crypto(ジャンプクリプト)
・MCH
・Mythical Games(ミシカル・ゲームズ)
・NEOWIZ(ネオウィズ)
・netmarble(ネットマーブル)
・NHN PlayArt(NHNプレイアート)
・SEGA(セガ)
・SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)
・thirdverse(サードバース)
・UBISOFT(ユービーアイソフト)
・WEMADE(ウィーメイド)
・Yield Guild Games(YGG)
・Softbank(ソフトバンク)
・KDDI
・Nexon(ネクソン)
・Mixi(ミクシィ)
ガス代無料の高速取引を実現
オアシス(Oasys/OAS)は、Oasysブロックチェーンを活用したゲームの利用者が快適な環境でゲームで遊べるようにするために、独自の「Oasysアーキテクチャ」を採用して「高速な取引処理」と「取引手数料の無料化(ガス代0)」を実現しています。
ブロックチェーンゲームでは頻繁に取引が発生するため、取引処理の遅さや高額な取引手数料がネックとなりますが、Oasysは高速かつガス代無料の取引環境を提供することによって、ユーザーが気軽にゲームをプレイできる環境を提供しています。
「Hub-Layer」と「Verse-Layer」
Oasysアーキテクチャは、レイヤー1の「Hub-Layer」とレイヤー2の「Verse-Layer」で構成されています。これら2つのレイヤーはそれぞれが異なる役割を担っており、Hub-Layerはネットワークの安定・データの保管・トークンやNFTの管理など、Verse-Layerは各ゲームにおける個々のトランザクション処理を担っています。
Hub-Layerはイーサリアム(ETH)やアスターネットワーク(ASTR)などといった他のブロックチェーンとも互換性があります。Verse-Layerでは複数の「Verse」が構築されているため、ゲーム開発者は各々が選んだVerse上でゲームを展開することが可能、Verse-Builderとなって自らVerseを建てることも可能となっています。代表的なVerseとしては以下のようなものが挙げられます。
- HOME Verse(double jump.tokyoが運営)
- TCG-Verse(CryptoGamesが運営)
- MCH-Verse(My Crypto Heroesが運営)
- GESO-Verse(GMOメディアが運営)
- DM2-Verse(DMMグループが運営)
- XPLA-Verse(Com2uSグループが運営)
OAS報酬がもらえるサービスも
環境に優しいプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用
オアシス(Oasys/OAS)は、環境に優しいことでも知られ、多くの第3世代ブロックチェーンで採用されている「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」と呼ばれるコンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)を採用しています。
プルーフ・オブ・ステーク(PoS)はビットコインなどで採用されている「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」に比べて電力消費が少ないため、地球環境に優しく、性能面でも優れた仕組みとなっています。
自己管理型ウォレットでOASトークンを保有している人々は、Oasys公式サイトの「Oasys Hub」から「ステーキング」のページにアクセスし、バリデータへの委任作業を行うことによってステーキングに参加して報酬を得ることもできます。
Oasysで発行できる3種類のトークン
Oasysのブロックチェーンを活用する開発者は以下3種類のFT・NFTを発行することができます。FTとはビットコインのような代替可能トークンのことで、NFTとはコレクションアイテムなどで活用されている代替不可能トークンのことを指します。
【vFT/vNFT】
Verse-Layerで発行される、特定のVerse-Layerのみで使用されるトークン。発行されたVerse外へのブリッジ制限がかかっているため、ゲーム内通貨のようなFTや、利用範囲を制限したをNFTのような使い方が可能。
【oFT/oNFT】
Hub-Layerで発行できるトークン。相互運用性が高いため、全てのVerse-Layerで利用することもでき、ブリッジ機能を利用してイーサリアムなどといった他のブロックチェーンネットワークに送信することも可能。
【exFT/exNFT】
外部のブロックチェーンネットワークで発行されたトークン。ブリッジ機能で外部のネットワークからOasysのネットワークに送信し、Hub-LayerとVerse-Layerで利用することが可能。
オアシス(Oasys/OAS)の基本情報
プロジェクト名称 | Oasys(オアシス) |
トークン名称 | OASトークン |
ティッカーシンボル | OAS |
メインネット公開日 | 2022年12月12日 |
最大供給量 | 10,000,000,000 OAS |
合意形成アルゴリズム | PoS(Proof of Stake) |
オアシス(Oasys/OAS)の価格・チャート
オアシス(Oasys/OAS)を取扱う暗号資産取引所
オアシス(Oasys/OAS)の取引が可能な暗号資産取引所としては、以下のような取引所が挙げられます。OASトークンは日本国内の暗号資産取引所にも上場しているため、そのような取引所の口座を開設することによって日本円で売買することができます(2023年12月時点)。
【日本国内の暗号資産取引所】
・ビットバンク
・SBI VCトレード
・OKCoinJapan
・DMMビットコイン
【海外の暗号資産取引所】
・KuCoin(クーコイン)
・Huobi(フォビ)
・Bybit(バイビット)
・OKX(オーケーエックス)
・Bitget(ビットゲット)
・MEXC(エムイーエックスシー)
・Gate(ゲート)
オアシス(Oasys/OAS)対応のウォレット
オアシス(Oasys/OAS)を保管することができる代表的なウォレットとして以下のようなものが挙げられます。
・MetaMask(メタマスク)
オアシス(Oasys/OAS)のカスタムRPC
ネットワーク | Oasys |
RPC URL | https://rpc.mainnet.oasys.games/ |
チェーンID | 248 |
通貨シンボル | OAS |
エクスプローラーURL | https://explorer.oasys.games/ |
オアシス(Oasys/OAS)関連リンク
・Oasys公式サイト
・Oasys Hub
・Oasys公式Twitter
・Shiba Inu公式Medium
・Oasys公式Discordコミュニティ
・ホワイトペーパー
・ソースコード(GitHub)
・エクスプローラー①(Oasys Explorer)