Twitter「仮想通貨機能の追加」も計画?決済機能導入に向けソフトウェア開発=報道

by BITTIMES   

Twitter(ツイッター)が自社プラットフォームへの決済機能導入に向けて「全米での規制当局へのライセンス申請」と「決済機能導入に必要なソフトウェア設計」を開始したことが「Financial Times」の報道で明らかになりました。一連の機能では最初に法定通貨に対応することが予定されているとのことですが、後に仮想通貨機能も追加できるように構築したいと考えているとも報じられています。

こちらから読む:OasysのOASトークン、国内初上場「仮想通貨」関連ニュース

決済機能などを統合した包括的なアプリ提供に向けて

Twitter(ツイッター)自社プラットフォームへの決済機能導入に向けて「全米での規制当局へのライセンス申請」と「決済機能導入に必要なソフトウェア設計」を開始したことが「Financial Times」の報道で明らかになりました。

Financial Timesが2人の関係者の話として報じた内容によると、決済機能の開発はTwitterの製品管理ディレクターであるEsther Crawford(エスター・クロフォード)氏が主導しているとのことで、同氏はイーロン・マスク氏の重要な部下として頭角を現しているとも報告されています。

決済機能導入の動きは新たな収入源を開拓するための取り組みの一つで、マスク氏は「メッセージング・決済・コマースを統合した包括的なアプリを立ち上げる計画の一環として、TwitterにP2P取引・預金口座・デビットカードなどのフィンテックサービスを提供してほしい」と考えているとも報じられています。

決済サービス提供に必要な各種ライセンスを申請

昨年11月にはツイッターが決済サービスを展開するために「金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)」に登録申請を行ったことが明らかにされていましたが、現在は決済サービス提供に必要となる規制当局へのライセンス申請が行われているとのことで、サービス開始に必要な州のライセンスの一部も申請し始めていると伝えられています。

現在申請が行われているのは一部のライセンスであるものの、残りのライセンス申請もまもなく行われる予定で、1年以内には米国でのライセンス取得が完了する見込みであるとされています。

なお、米国でのライセンス取得が完了した後は、国際的な規制当局からも認可を得るために範囲を拡大する予定とも伝えられています。

法定通貨対応に続いて「仮想通貨機能の追加」も計画

イーロン・マスク氏は「ユーザーがクリエイターに直接報酬を提供できる方法・ユーザーがプラットフォームを通じて直接商品を購入できる方法・ユーザーが互いに支払いを行う方法」などを検討しているとされています。

このような一連の機能に関しては最初に法定通貨に対応することが予定されているものの、「その後は仮想通貨機能も追加できるように構築したい」とも考えているとのことです。

Twitterに関しては昨年12月に「ツイッターは独自の仮想通貨Twitter Coin(ツイッターコイン)を開発している可能性がある」との報道がなされており、Twitter Coinのロゴマークと見られる画像が投稿されたことによって仮想通貨業界で注目を集めていました。

イーロン・マスク氏はドージコイン(Dogecoin/DOGE)を強く支持している人物の1人としても注目されており、DOGEコミュニティでは「TwitterのDOGE採用」を望む声が以前から数多く出ていたため、今後の仮想通貨関連機能導入には期待が高まっています。

>>「Financial Times」の報道はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

スイスの病院:医療製品の「ブロックチェーン追跡システム」を試験導入

スイスの病院:医療製品の「ブロックチェーン追跡システム」を試験導入

Libraの通貨バスケット「日本円など5銘柄」で構成か|内容と比率が明らかに

Libraの通貨バスケット「日本円など5銘柄」で構成か|内容と比率が明らかに

オーケーコイン・ジャパン「暗号資産現物取引サービス」提供開始

オーケーコイン・ジャパン「暗号資産現物取引サービス」提供開始

仮想通貨に関する内容も「2024年度の税制改正大綱」を閣議決定

仮想通貨に関する内容も「2024年度の税制改正大綱」を閣議決定

FTX:eスポーツチーム「TSM」とパートナーシップ契約|チームの命名権を獲得

FTX:eスポーツチーム「TSM」とパートナーシップ契約|チームの命名権を獲得

BINANCE「ロシアからの完全撤退」を発表|事業全体をCommEXに売却

BINANCE「ロシアからの完全撤退」を発表|事業全体をCommEXに売却

注目度の高い仮想通貨ニュース

Own The Doge:ドージコインでも有名な「かぼすちゃん」画像の権利を取得

Own The Doge:ドージコインでも有名な「かぼすちゃん」画像の権利を取得

仮想通貨企業の広告に「エミネム」登場|世界的セレブの起用に注目集まる

仮想通貨企業の広告に「エミネム」登場|世界的セレブの起用に注目集まる

ビットコインの価格高騰は近い?「現在は2020年末と同じ成長段階」Bitfinexレポート

ビットコインの価格高騰は近い?「現在は2020年末と同じ成長段階」Bitfinexレポート

カルダノのオープンソース開発を推進「PRAGMA」設立|dcSpark・Sundae Labsなども参加

カルダノのオープンソース開発を推進「PRAGMA」設立|dcSpark・Sundae Labsなども参加

革命の戦略:話題の新ローンチパッド

革命の戦略:話題の新ローンチパッド

トークンが乱立する仮想通貨業界、今後は「プロジェクト合併」が進む?

トークンが乱立する仮想通貨業界、今後は「プロジェクト合併」が進む?

Cardanoコミュニティ主導組織の日本支部「Intersect Japan Hub」設立

Cardanoコミュニティ主導組織の日本支部「Intersect Japan Hub」設立

MARSWAP「Shibarium初のDEXアグリゲーター」公開|マルチ&クロスチェーン対応も予定

MARSWAP「Shibarium初のDEXアグリゲーター」公開|マルチ&クロスチェーン対応も予定

dHealth Network(DHP)「COSMOS版のブロックチェーンエクスプローラー」が登場

dHealth Network(DHP)「COSMOS版のブロックチェーンエクスプローラー」が登場

米検察:BINANCE創業者CZ氏に「懲役3年」を求刑

米検察:BINANCE創業者CZ氏に「懲役3年」を求刑

仮想通貨ニュース週間まとめ「JMY・XYM・ADA・SHIB」などの注目記事をまとめて

仮想通貨ニュース週間まとめ「JMY・XYM・ADA・SHIB」などの注目記事をまとめて

2025年までにビットボットのトークンが、新たなAI技術で飛躍する可能性

2025年までにビットボットのトークンが、新たなAI技術で飛躍する可能性

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

人気のタグから探す