
AppleのVR/ARヘッドセットがメタバース銘柄に好影響?MANA・SANDなどが価格上昇
MRヘッドセット「Reality Pro」の噂
Apple社が今後数週間以内に仮想現実(VR)と拡張現実(AR)両方の機能を備えた複合現実(MR)のヘッドセットを発表するという噂を受けて、仮想通貨業界ではメタバース銘柄の動向にも注目が集まっています。
話題となっているApple社のVR/ARヘッドセットは「Reality Pro(仮称)」と呼ばれるもので、Apple独自のチップを搭載してMacに匹敵する性能を有している他、VRモードとARモードを切り替えることも可能で、Macの画面を見たり、FaceTimeで通話したりすることもできると伝えられています。
このMRヘッドセットには周囲の環境を捉えるためのカメラも搭載されているため、様々なゲームの世界で没入型体験を楽しめるだけでなく、ヘッドセットを装着したまま現実世界を認識することもできるとされています。
Reality Pro(仮称)の発売予定日はまだ正式には発表されていないものの、複数の報道では「AppleのMRヘッドセットは2023年6月のWWDCで発表される可能性が高い」と言われており、「2023年秋から冬にかけて販売される可能性がある」とも予想されています。
Reality Proはメタバース銘柄に好影響を与える?
仮想通貨業界では、2021年10月にFacebookが「Meta」に社名変更してメタバース事業に注力する姿勢を示したことを受けて、The Sandbox(SAND)やDecentraland(MANA)などのメタバース銘柄が急騰していました。
SANDとMANAの価格はその後の下落相場で急騰前の価格帯にまで戻っていますが、現在は「Apple社のMRヘッドセット発表がメタバース銘柄にプラスの影響を与える可能性がある」と予想する声が複数見られています。
これは一部のメタバースプラットフォームが"VRデバイスでもアクセス可能な環境"を構築しているためであり、Apple社のMRヘッドセットが発売されれば、仮想通貨関連の各種メタバースでも利用者が増加する可能性があると期待されています。
しかし、そのような予想に反対する意見も見られており、「DecentralandがまだVR機能の構築段階にあること」や「The Sandboxが過去に"VR構築の計画を持っていない"と語っていること」などから、まだ長い道のりになると指摘する声も出ています。
Apple社が新たに発表する可能性のあるVR/ARヘッドセットが仮想通貨業界のメタバース銘柄にどのような影響を与えるかは不明であるものの、記事執筆時点ではSAND・MANAなどの価格が10%近く上昇しており、一部のメタバースプロジェクトはVR対応も予定しているため、今後の正式発表やメタバース銘柄の動向には注目が集まっています。
2023年5月17日 MANA/USDの1時間足チャート(画像:TradingView)
2023年5月17日 SAND/USDの1時間足チャート(画像:TradingView)
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仮想空間上の土地も今後注目?

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