シバイヌ:Shibariumの分散型IDプラットフォーム「Shib Name Service」ローンチ
Shib Name Service(SNS)ローンチ
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)は2023年10月31日に、以前から話題となっていたShibariumの分散型IDプラットフォーム「Shib Name Service(SNS)」をローンチしました。
? The moment you’ve been waiting for is here! Shib Name Service (SNS) on Shibarium is now live, Don’t wait! Secure your exclusive name at https://t.co/wIWsTbik3Z With SNS, say farewell to those complex addresses like 0xCD4(…) and say hello to friendly names like John.shib.… pic.twitter.com/zwFXcE9Uju
— Shib (@Shibtoken) October 31, 2023
待ちに待った瞬間がやってきました!ShibariumのShib Name Service(SNS)の登場です!
「name.shib.io」にアクセスしてSNSで自分専用の名前を取得して、0xCD4(…)のような複雑なアドレスに別れを告げ、John.shibのような親しみやすい名前を使いましょう。
あなたのSHIBアイデンティティを管理しましょう!ローンチを記念した、5,000SHIBのプレゼントにもご応募ください!?
シバイヌは公式ブログでも「Shib Name Service」についての発表を行なっており、ユーザーIDがサービスにアクセスするための鍵となるスーパーアプリ「The HUB」を作成する構想なども語られています。
Shib Name Service(SNS)とは?
Shib Name Service(SNS)は、自分のデジタルIDを自分自身で管理できるようにするShibariumの分散型IDプラットフォームであり、「.shib」というトップレベルドメインで終わる好きな文字列のデジタルIDをNFT形式で取得することが可能となっています。
具体的には「myname.shib」のようなデジタルIDを取得することが可能で、取得したデジタルIDとウォレットアドレスが紐付けられることによって、デジタルID宛てにトークンを送信することができるようになっています。
従来のウォレットアドレスは「0x000...」といった複雑な英数字の文字列となっているため、覚えるのは困難で誤送金などの問題にもつながっていましたが、デジタルIDを利用すれば「myname.shib」といった簡単なIDでトークンを送金することができます。
また、SNSはShibariumアドレスに加えて「他の暗号資産」や「分散型ウェブサイト」でも利用できるようになる可能性を秘めているとのことで、Shibariumエコシステム内の様々なアプリやサービスとシームレスに動作するように設計されているとも説明されています。
なお、SNSは「希望する名前」に加えて「購入期間」も指定して購入する形式となっており、『現在取得可能なドメインは"ドメインを予約するための借用書"であり、実際のドメイン取得開始は2024年第1四半期を予定している』との説明もなされています。
分散型IDの可能性は無限大
Shib Name Service(SNS)の特徴・利点
Shib Name Service(SNS)の特徴や利点としては以下のようなものが挙げられています。
- ウォレットアドレスをシンプルな名前に変換
- 中央管理者が存在しない分散型の仕組み
- 他の暗号資産やウェブサイトに拡張可能
- Shibariumによる安全・安心な環境
- 送金ミスなどのエラーを減らす
- 様々なアプリ・サービスと相互運用可能
- 分散型なので検閲に強い
・ウォレットアドレスをシンプルな名前に変換
Shibariumで使用する複雑なウォレットアドレスを人間が読めるシンプルな名前に変換できる。これにより、自分のアドレスを覚えやすくなり、全体的なユーザー体験も向上する。
・中央管理者が存在しない分散型の仕組み
SNSはShibariumのブロックチェーン上で運営され、中央の管理者が存在しないことを保証する。この非中央集権的な性質は「個人に力を与え、第三者プラットフォームへの依存を排除する」というSHIBのビジョンと一致している。
・他の暗号資産やウェブサイトに拡張可能
SNSは「Shibariumアドレス」をサポートするだけでなく「他の暗号資産」や「分散型ウェブサイト」でも利用できる可能性を秘めている。この柔軟性は新たな可能性を開き、ブロックチェーン業界におけるイノベーションを促す。
・Shibariumによる安全・安心な環境
Shibariumの安全なプラットフォームの上に構築されているSNSは、強固なセキュリティ機能を受け継いでいる。ユーザーの取引とやり取りは確実に保護されるため、安心して利用できる。
・送金ミスなどのエラーを減らす
間違ったアドレスに暗号資産を送金すると悲惨な結果になりかねないが、SNSは送金ミスのリスクを減らしてプロセスを簡素化する。SNSで取得可能な"人間でも読めるアドレス"を使用すれば、アドレス入力や送金などで間違える可能性をかなり下げることができる。
・様々なアプリ・サービスと相互運用可能
SNSはShibariumエコシステム内の様々なアプリやサービスとシームレスに動作するように設計されている。この相互運用性は包括的なユーザー体験を提供し、異なるプラットフォーム間のコラボレーションを促進する。
・分散型なので検閲に強い
SNSは、分散型プラットフォームに名前を登録することで、中央集権的な管理や削除への耐性を保証している。これは個人に力を与え、検閲からアイデンティティを保護することにつながる。
・SHIBのアイデンティティ「Shibdentity」
Shibdentityは分散型IDソリューションの世界におけるパラダイムシフトを象徴するもので、「デジタルIDを個人が管理できるようにして、個人に力を与えること」を目指している。具体的には、自己認証・分散化された検証可能なクレデンシャル・スマートウォレット・自己主権型アイデンティティのためのW3C標準への準拠を提供することによってこれを達成する。
ドメイン関連サービスは他にも
Shibdentityが重要な理由
シバイヌの公式発表では「Shibdentity」の重要性も強調されており、Shibdentityが重要な理由として以下のような点が挙げられています。
・自己完結型のログインシステム
自己完結型のログインシステムによって、第三者企業のプラットフォームに依存する必要がなくなる。Web3ベースのウォレット認証であろうと、分散型ソーシャルログインであろうと、自分のデジタルIDを管理することができる。
・分散型の検証可能なクレデンシャル
Shibdentityを利用すれば、中央集権的な組織を必要とせずに資格情報・識別情報を収集・披露することができる。これらの検証可能なクレデンシャル情報はブロックチェーン上に安全に刻印され、検証を望む誰もがアクセスできる不変のものとなる。
・スマートウォレット
単純な取引がメインだった従来のウォレットの概念を超えた「オンチェーンの自己管理型スマートウォレット」を導入する。Shibdentityは強化されたセキュリティと完全なる資産管理によって「強化されたセキュリティ」や「完全なコントロール」といった流行語を目に見えるメリットに変える。
・W3C標準に準拠
Shibdentityは「World Wide Web Consortium」の自己主権型ID標準に準拠しているため、世界的に認知され、他のシステムとの相互運用が可能。これは「ユーザーIDが特定のプラットフォームだけでなく、様々なアプリやサービス全体で使用できること」を保証するものである。
・評判/カルマ・システム
デジタルIDはユーザーの評価と密接な関係を持ったものであり、SHIBチームも"デジタル領域における信頼の重要性"を認識している。ユーザーIDに統合された評判システムによって、ユーザーの善行と信頼性が記録され、コミュニティ内での有機的な信頼構築が可能となる。
究極のスーパーアプリ「The HUB」の構想
今回の発表では、究極のスーパーアプリ「The HUB」の構想についても語られており、『SNSとShibdentityは独立したプロジェクトではなく、私たちの壮大なビジョンの不可欠な要素である』と説明されています。
「The HUB」は、Shibdentityフレームワーク上に構築されたスーパーアプリを目指しているとのことで、自分のIDが"様々なサービスにアクセスするための鍵"となり、HUBが中心的なポイントとして機能し、シームレスで相互接続された体験を可能にするというビジョンが語られています。
SHIBの詳細はこちら
P2Pダイレクトメッセージング機能
また、発表の中では「P2Pダイレクトメッセージング」と呼ばれる機能についての説明も行われています。
P2Pダイレクトメッセージングでは、会話の内容が送信者と受信者の間で秘密に保たれるとのことで、「中央集権的な組織がメッセージを保存したりアクセスしたりすることはない」とも説明されています。
このメッセージング機能の特徴や利点としては以下のようなものが挙げられています。
・プライバシー強化
会話がエンドツーエンドで暗号化され、受信者だけがメッセージを読めるようになっているため、プライバシーとセキュリティが強化される。
・スパムの削減
評判/カルマ・システムによって、悪意のあるユーザーやスパムの多いユーザーをフィルタリングすることもできるため、スパムや不要なメッセージを排除して、受信トレイを適切かつ安全な状態に保つことができる。
・メッセージはユーザー間で直接送信
メッセージは仲介者を介さずにユーザー間で直接送信されるため、より迅速でリアルタイムのコミュニケーションを実現し、全体的なユーザー体験が向上する。
・Shib Name Serviceとの統合
Shibdentityは「Shib Name Service」とシームレスに統合されているため、人間が読める「.shib」のドメインで簡単かつ直感的にメッセージを送ることが可能。
Web3メッセージは徐々に主流に?
Shib Name Service(SNS)の取得方法
Shib Name Service(SNS)の取得方法については、以下のように説明されています(※現在取得可能なドメインは"ドメインを予約するための借用書"であり、実際のドメイン取得開始日は2024年第1四半期に予定されています)。
- SNSのサイトにウォレットを接続
- 希望する名前を検索して購入をクリック
- 購入する年数を選択
- トランザクションを承認
- 購入完了(マイネームリストで購入した名前の確認が可能)
なお、複数の名前を購入したい場合にはカートに追加してチェックアウトに進むことによって複数購入が可能で、購入した全ての名前は「マイネーム」ページで確認が可能、特定の名前をクリックすると「名前の詳細情報・関連NFT・取引詳細」を確認できると説明されています。
購入方法などの詳細は、SHIBの公式発表ページで確認することができます。
>>SHIB公式発表
>>Shib Name Service公式サイト
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