
SHIBの貢献報酬システム「カルマポイント」Shibariumテストネットで試験運用開始
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)エコシステムで展開予定のKarma Point(カルマポイント)が、SHIB関連のイーサリアムL2である「Shibarium」のテストネットで試験的に運用開始されたことが明らかになりました。
Karma Point(カルマポイント)は以前から報告されていたシバイヌエコシステムの新たな貢献ポイントシステムであり、エコシステムに貢献する様々な行動に対してカルマポイントが付与され、ポイント保有量に応じて様々な特典を獲得できる仕組みとなっています。
このポイントは送金・寄付・流動性提供・ステーキング・バーンなどといった様々な行動で獲得できるようになり、獲得したポイントに応じて報酬のロック解除・追加の投票権付与・限定コンテンツへのアクセス・SHIBエコシステム内での割引など複数の恩恵が受けられる可能性があると報告されています。
2025年4月3日には、Shibariumのテストネットである「Puppy net」でカルマポイントのテスト運用が開始されたことが報告されており、カルマポイントシステムは「KarmaStorage」や「KarmaLogic」などのスマートコントラクトを搭載しており、分散型ID(DID)を通じてユーザーのあらゆる動きを追跡し、ポイントで報酬を与えると説明されています。
Karma’s Coming to Shibarium
— Shibarium Updates
Something big is brewing on Puppynet—Shibarium’s Karma Ecosystem is now live in test. While we wait for the official announcement, here’s what we know:
It’s powered by smart contracts like KarmaStorage and KarmaLogic, tracking your every move through… pic.twitter.com/LQkW6mhCpo(@Shibizens) April 2, 2025
KarmaがShibariumに登場
Puppynet上で大きな動きが進行中──ShibariumのKarmaエコシステムがテスト環境で稼働を開始しました。公式発表を待つ間に、現時点でわかっている情報を紹介します。
Karmaエコシステムは、KarmaStorageやKarmaLogicといったスマートコントラクトを活用し、DID(分散型ID)を通じてユーザーの行動を追跡し、ポイントを報酬として提供する仕組みになっています。
DeFi・NFT・メタバースといった分野にまたがるゲーム要素を取り入れたオンチェーンのシームレスな体験が特徴です。
※ポイントの付与基準はPuppynet上のものであり、メインネット(本番環境)では変更される可能性があります。
現在はテストネット上での試験運用段階にあるため、メインネットでの正式リリースまでにはもうしばらく時間がかかると予想されますが、カルマポイントはShibariumエコシステム内の行動に対してポイントを付与する包括的なシステムであるため、正式リリースされればShibariumエコシステム全体が活発化する可能性があると期待されます。
また、先月末に報告されたSHIBエコシステムでリリース予定の分散型金融(DeFi)プラットフォーム「Shib Finance」では『良好な取引履歴(カルマ)と認証された活動実績があれば、大量の担保なしで資金を借りることが可能』とも報告されていたため、そのような新サービスとカルマポイントの連携などにも注目です。
Shibariumではオンチェーン取引で発生した手数料の一部がSHIBのバーン(焼却処分)に充てられる仕組みも採用されているため、これに加えてカルマポイントなどの報酬システムが稼働すれば、Shibariumの魅力がさらに高まると期待されます。
SHIB関連の注目記事
source:Shibarium Updates発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用