Bakkt「カストディサービスの再起動」を発表|DOGE・SHIBなど6銘柄も新規サポート
BCH・ETC・LTC・DOGE・USDC・SHIBに対応
暗号資産関連サービスを展開しているBakkt(バックト)は2023年11月15日に、暗号資産の保管・管理を行う「Bakkt Custody」を主要業務に戻し、BCH・ETC・LTC・DOGE・USDC・SHIBの6銘柄を新たにサポートすることを発表しました。
Bakkt(バックト)は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が2018年に設立した仮想通貨関連企業であり、仮想通貨の売買・保管サービスに加えて、スターバックスの仮想通貨関連サービスなどで協力していることでも知られています。
Bakkt Custodyでは元々BTCとETHがサポートされていましたが、2023年12月には新たに6種類の暗号資産がサポートされるため、これによって、Bakkt Custodyがサポートする暗号資産は以下の合計8銘柄になると報告されています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ドージコイン(DOGE)
- USDコイン(USDC)
- シバイヌ(SHIB)
新しくなった「Bakkt Custody」では機能強化も実施されているとのことで、「分離されたオンチェーンウォレットアドレスを提供し、クライアントがアプリケーションでセキュリティプロセスを設定できるようにし、より高度なレポート機能へのアクセスを提供する」と説明されています。
BakktのCEOであるギャビン・マイケル氏は、新しくなった「Bakkt Custody」について次のようにコメントしています。
過去1年間の出来事によって「信頼性のある適格な暗号資産カストディがなぜ必要なのか」が明らかになりました。Bakktは、資金を混合することなく、常にクライアントのセキュリティを最優先に考えるプロバイダーであることを誇りにしています。
カストディをコアプロダクトとしている当社チームは、規制環境の変化に耐えるためのインフラを構築してプラットフォームを強化するために熱心に取り組んできました。今後もより高度な機能と展開に継続して取り組み、新たな展開を続けていく予定です。
新しい暗号資産が追加されたことによって、プラットフォーム間のさらなる流動性を求めるクライアントの要望に応えることができます。規制を第一に考えた安全な方法でサービスを拡充できることを嬉しく思います。
なお、今回の発表の中では、Bakktの新しい製品が「The Digital Banker」から「2023 Digital Asset Awards」の「Best Digital Assets Custodian」を受賞したことも報告されています。
(Bakkt発表)