Bitwise:現物ビットコインETF「BITB」のウォレットアドレス公開【米国初】
現在は「11,858.63 BTC」を保有
現物ビットコインETFの「BITB」を発行している「Bitwise」は2024年1月25日に、BITBがビットコインETFのウォレットアドレスを公開した米国初のビットコインETFになったことを発表しました。
今回公開されたアドレスは、BITBの担保となる現物ビットコインが保管されているウォレットアドレスで、アドレスは「1CKVszDdUp4ymGceAZpGzYEFr4RPNHYqaM」とされています。
なお、今回の発表時点で同アドレスに保管されているBTCの数量は「11,858.63 BTC」で、このBTCは発表時点の価格換算で約4億6,500万ドル(約687億円)の価値があると報告されています。
Announcement: Today the Bitwise Bitcoin ETF (BITB) becomes the first U.S. bitcoin ETF to publish the bitcoin addresses of its holdings.
— Bitwise (@BitwiseInvest) January 24, 2024
Now anyone can verify BITB's holdings and flows directly on the blockchain.
Onchain transparency is core to Bitcoin's ethos. We're proud to… pic.twitter.com/1JTUh3zvDE
発表:本日、Bitwise Bitcoin ETF(BITB)は保有するビットコインのアドレスを公表する米国初のビットコインETFとなりました。
これにより、BITBの保有銘柄とフローをブロックチェーン上で誰でも直接確認できるようになりました。
オンチェーンの透明性はビットコインの理念の中核となるものです。私たちはBITBと共に歩むことを誇りに思っています。
透明性の向上に向けた第一歩
Bitwiseは今回のアドレス公開について「オンチェーンアドレスの公開は、透明性を高めるための第一歩だ」とコメントしています。
ビットコインでは「ブロックチェーンエクスプローラー」と呼ばれるツールでウォレットアドレスを検索することによって「そのアドレスがどれくらいのBTCを保有しているか」「どのような取引を行ってきたか」などの情報を確認することができます。
そのため、今回公開されたBITBのアドレスを「Blockchain.com」などで検索すれば、BITBの保有BTCをリアルタイムで確認することが可能です。
Bitwiseは今月11日に、ビットコインのオープンソース開発を支援する非営利団体である「Brink、OpenSats、Human Rights FoundationのBitcoin Development Fund」に"BITBから得られた利益の10%"を寄付することも発表しています。
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