Tether:脳内コンピューター関連企業「Blackrock Neurotech」に2億ドル投資
テザー「ブラックロック・ニューロテック」の大株主に
米ドル連動ステーブルコイン「USDT」を発行しているTether(テザー)は2024年4月29日に、ブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)の技術会社である「Blackrock Neurotech」に2億ドル(約313億円)を投資したことを発表した。
Blackrock Neurotech(ブラックロック・ニューロテック)は、人間の脳にコンピューターを埋め込むブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)の技術開発を行っているアメリカ・ユタ州のバイオテック企業だ。
同社はBCI技術を用いて麻痺や神経障害などで歩く・見る・聞く・話す・感じることができない世界中の何百万人もの人々を助けることを目指している。
今回の投資は、テザーが新たに設立したベンチャー部門「Tether Evo」の取り組みの一環で、これによってテザーはBlackrock Neurotechの株式の大部分を保有する大株主になったと報告されている。
Introducing tether evo ?✨?
— Tether (@Tether_to) April 29, 2024
From biotech to AI & beyond, Tether's investment in Blackrock Neurotech is just the beginning of our journey into pioneering projects that redefine the boundaries of what's possible, empowering humans throughout the future inevitable evolution. pic.twitter.com/LcCngQPPUZ
Tether EVOの紹介?✨?
バイオテクノロジーからAIに至るまで、テザーが行った「Blackrock Neurotech」への投資は、私たちの可能性の限界を再定義する先駆的なプロジェクトに向かう旅の始まりに過ぎません。それらは将来の必然的な進化を通じて人々をに力を与えます。
コンピューターの脳内埋め込み技術を支援
今回投資された2億ドルは、Blackrock Neurotechが提供する医療ソリューションの商品化と展開などに使用されるとのことで、同社の研究開発をさらに強化するためにも使用されると報告されている。
公式発表によると、Blackrock NeurotechのBCI技術を活用すると、患者は頭で考えるだけでロボットアーム・車椅子・車を運転・操作したり、メッセージを送信したり、ネットサーフィンしたりすることができるという。
また、Blackrock Neurotechのデバイスは、タイピングの場合は最大90文字/分、直接音声エンコーディングでは62文字/分の速度でコミュニケーションを図ることができる能力を実証しているとも報告されている。
テザーは公式発表の中で、同社が複数の部門を立ち上げていることも報告しており、各部門の役割については以下のように説明している。
- Tether Power
持続可能なエネルギー源の開発をサポートする - Tether Edu
教育ツールとリソースへのアクセスを拡大する - Tether Data
最先端のAIとP2P技術を開発する - Tether Evo
前例のない形で人類とテクノロジーを融合させる
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