チリーズ関連ファントークンが日本でも取引可能に?SBI × Chiliz「合弁会社」設立へ
Chilizが「SBIデジタルアセットホールディングス」と提携
SBIデジタルアセットホールディングス(SBI DAH)は2024年5月9日に、チリーズ(Chiliz/CHZ)と戦略的パートナーシップに関する基本合意を締結したことを発表した。
チリーズ(Chiliz/CHZ)は、スポーツ・エンタメに特化したブロックチェーン「Chiliz Chain」を展開している仮想通貨プロジェクトであり、独自トークンである「CHZ」を発行している他、世界中のスポーツチームと提携して各チームの「公式ファントークン」を発行していることで知られている。
SBIデジタルアセットホールディングスとチリーズは、日本で合弁会社を設立して日本のスポーツファンにChiliz関連のファントークンを提供することを計画しているとのことで、Chiliz Chainを支えるノードオペレーターにSBI DAHが参加することも報告されている。
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Chilizのファントークンやサービスを日本で展開
チリーズのネイティブトークンである「CHZ」は日本国内の複数の暗号資産取引所に上場していたものの、Chiliz関連の公式ファントークンは国内取引所には上場していなかった。
しかし、今回の提携によって日本のファンも「アーセナル、ACミラン、マンチェスターシティ 、FCバルセロナ、インテル・ミラノ、パリ・サンジェルマン」などといった世界的に有名なサッカークラブの公式ファントークンを購入・取引できるようになるとのことだ。
Chilizが発行しているファントークンを保有すると、各チームの重要な意思決定プロセスに投票で参加したり、特別な体験をしたりすることができるが、ファントークンが日本居住者向けに提供されることによって、日本のファンもこれらの革新的なスポーツ体験を楽しむことができるようになる。
また、合弁会社設立後はその事業と顧客をグローバルネットワークとスムーズに接続できる体制を構築することも予定しているとのことで、「約5,000万を超える顧客基盤を有するSBIグループ支援の下、日本のファンはグローバルなファンコミュニティに容易に参加できるようになる」と説明されている。
SBI DAHは「今回のパートナーシップはブロックチェーン技術とファンコミュニティの融合における画期的な一歩である」と述べており、Chilizのサービスと今回の提携について次のように説明している。
Chilizグループは、200万人を超えるユーザー数をほこる世界最大級のWeb3ウォレット兼ファンエンゲージメントプラットフォームであるSocios.comを運営しており、世界各地のパートナースポーツ組織により70種以上のファントークンが発行され、1日あたり25万以上のユニークなユーザーエンゲージメントが行われています。
SBI DAHとChilizの戦略的パートナーシップは、ブロックチェーン技術とファンコミュニティの融合における画期的な一歩となります。
新たに日本で設立される予定の合弁会社を通じて、日本のファンはお気に入りのクラブのファントークンを購入して取引することが出来るようになります。
これらのトークンを保有することで、スポーツファンがファンに焦点を当てた意思決定に参加したり、独占的な報酬を手に入れたり、グローバルコミュニティの仲間とつながったりするためのユニークな機会を得られます。
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(SBI DAH発表)