「アメリカを仮想通貨業界のリーダーに」トランプ前大統領が様々な支持発言
仮想通貨に対して前向きでオープンな姿勢
アメリカの前大統領で共和党候補のドナルド・トランプ氏は2024年5月25日に、自身が立ち上げたSNSである「Truth Social」を通じて仮想通貨(暗号資産)を支持する方針を発表しました。
トランプ氏は自身が仮想通貨に関するあらゆることに対してオープンかつ前向きな姿勢であることを説明しており、「アメリカは仮想通貨の分野においてもリーダーでなければならず、2位はありえない」と語っています。
また、現大統領のジョー・バイデン氏については「バイデンは仮想通貨がゆっくりと苦しみながら死んでいくことを望んでいる」とコメントし、「私が大統領になればそうはならない」と語っています。
私は仮想通貨企業や、この新しく急成長する産業に関するあらゆることに対して非常に前向きでオープンな姿勢を持っている。我が国はこの分野のリーダーでなければならない。2位はありえない。
一方、米国史上最悪の大統領であるペテン師のジョー・バイデンは、仮想通貨がゆっくりと苦しみながら死んでいくことを望んでいる。だが、私の場合はそうはならない!
トランプ氏の当選は仮想通貨にプラス?
仮想通貨保有者の自己管理権も保護する方針
ドナルド・トランプ氏は2024年5月25日にワシントンで開催されたリバタリアン党全国大会の中でも仮想通貨を支持する発言を行っています。
同氏は「仮想通貨とビットコインの未来を米国で作り、海外に流出させないようにする」と語っている他、「米国に住む5,000万人の仮想通貨保有者が、仮想通貨を自分で管理できるようにする権利を支持する」とも語っています。
また、ビットコインを通貨として使用していた闇サイト「シルクロード」の創設者であるロス・ウルブリヒト氏についても言及し、「トランプ氏が当選した場合はロス・ウルブリヒト氏の終身刑を刑期満了に減刑する」とも誓っています。
トランプ氏は数年前までビットコインについて「詐欺のようで私は好きではない」と語っていましたが、最近では仮想通貨を全面的に支持する発言を行っているため、仮想通貨業界から多くの支持を集めています。
仮想通貨支持発言は過去にも
アルトコインも積極的に取り入れるトランプ氏
ドナルド・トランプ氏はビットコイン以外の仮想通貨も積極的に採用していて、現在は今年11月に控える米大統領選挙に向けて以下のような仮想通貨による寄付も受け入れています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ソラナ(SOL)
- USDコイン(USDC)
- エックスアールピー(XRP)
- ドージコイン(DOGE)
- 0x Protocol(ZRX)
- シバイヌ(SHIB)
バイデン政権は仮想通貨に対して敵対的な姿勢を示しているとも批判されていましたが、トランプ氏は自身のNFTコレクションなども展開していて、米大統領に就任した初年度にはビットコイン先物ETFも承認されていたため、トランプ氏は仮想通貨業界の発展に重要な人物として高く評価されています。