米SEC、イーサリアム現物ETFを正式承認|本日取引開始
米国証券取引委員会(SEC)は2024年7月22日に、イーサリアム現物ETFの取引開始に必要となるS-1登録申請書を最終承認しました。
承認されたイーサリアム現物ETFは以下の9つで、日本時間2024年7月23日夜には正式に取引が開始される予定だと伝えられています。
・Franklin Ethereum ETF(EZET)
・VanEck Ethereum ETF(ETHV)
・Bitwise Ethereum ETF(ETHW)
・21Shares Core Ethereum ETF(CETH)
・Fidelity Ethereum Fund(FETH)
・iShares Ethereum Trust(ETHA)
・Invesco Galaxy Ethereum ETF(QETH)
・Grayscale Ethereum Mini Trust(ETH)
・Grayscale Ethereum Trust(ETHE)
手数料はイーサリアム現物ETFによって異なり、現在は0.15%〜2.50%の間で設定されていますが、上場後の数ヶ月間は多くのETFで手数料割引が適用される予定となっています。
各イーサリアム現物ETFの名称・ティッカー・初期手数料・手数料・割引期間・上場先・カストディアンなどについては以下のように報告されています。
(画像:James Seyffart氏X)
Grayscale(グレースケール)の「Grayscale Ethereum Trust」は手数料が2.50%と特に高く設定されていますが、同社が提供する「Grayscale Ethereum Mini Trust」は0.15%と非常に安い手数料が設定されています。
今後6ヶ月〜12ヶ月間はほとんどのETFで手数料免除もしくは手数料割引が実施されるため、この期間中はイーサリアム現物ETFの取引が特に活発化する可能性があると予想されます。
イーサリアム現物ETFはETH価格にも大きな影響を与えると予想されており、ビットワイズの最高投資責任者からは「ETH価格はイーサリアム現物ETFのローンチ後に5,000ドルを超える」との予想も語られているため、今後の動きなどには注目が集まっています。
こちらの記事もあわせてどうぞ