Wormholeがワールドチェーンに対応|WLDなど複数銘柄のブリッジが可能に
Wormholeが「World Chain」をサポート
仮想通貨(暗号資産)のブリッジプロトコルを提供しているWormhole(ワームホール)は2024年12月16日に、ワールドコイン(WLD)の基盤ブロックチェーンとして知られる「World Chain」をサポートしたことを発表しました。
Wormhole(ワームホール)は、異なるブロックチェーン間で仮想通貨を転送できるブリッジプロトコルであり、以下のような様々なブロックチェーン間で暗号資産を転送できるサービスを提供しています。
【Wormholeがサポートするブロックチェーン】
Acala、Algorand、Aptos、Arbitrum、Avalanche (c-chain)、Base、Blast、BNB Chain、Celo、Ethereum、Fantom、Injective、Karura、Klaytn、Moonbeam、Near、Oasis (Emerald)、Optimism、Osmosis、Polkadot、Polygon、Scroll、SEI、Solana、Sui、Terra 2.0、Terra classic、XPLA
World Chain(ワールドチェーン)は、ワールドコイン(WLD)の展開で知られる「World」が提供する独自のイーサリアムL2ソリューションであり、現在はWLDに加えて「ORB・ORO・USDC.e・WBTC・WETH」などといった複数の仮想通貨がワールドチェーン上で展開されています。
ORB・OROは無料で獲得可能
World Chainとの間で仮想通貨を相互転送する方法
Wormholeは初期段階で「WLD、USDC.e、WBTC」の転送をサポートするとのことで、対象銘柄を他チェーンで保有している場合は「Portal Bridge」を用いて以下の手順で各種トークンをワールドチェーンに相互転送(ブリッジ)できるようになっています。
- Portal Bridgeにアクセス
- ウォレットを接続
- 転送先・転送元でWorld Chainを選択
- 転送したい暗号資産を選択
- 転送作業を実行する
また、World Chainとのトークン転送機能を有効化したいアプリケーション開発者は「Wormhole Connect」を使用することによって、わずか3行のコードでトークン転送機能を実装することができるとも説明されています。
Wormholeでワールドチェーンがサポートされたことによって、WLDなどの各種トークンを他チェーンに転送したり、ワールドチェーンにUSDCを転送して利用したりできるようになったため、今後はWorld関連のエコシステムがさらに活発化する可能性があると期待されます。
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Souce:Wormhole公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Wormhole公式発表から引用