ロバート・キヨサキ「仮想通貨は国民のお金」史上最大の暴落が起こる金融市場の未来
『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者として知られるロバート・キヨサキ(Robert Kiyosaki)氏は、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨は「国民のお金」だと語り、金融市場ではこれから史上最大の暴落が起こると説明しています。
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ロバート・キヨサキ(Robert Kiyosaki)とは?
ロバート・トオル・キヨサキ(Robert Toru Kiyosaki)氏は、アメリカ合衆国出身の実業家であり、投資家、金融リテラシー活動家、金融コメンテーター、モチベーショナル・スピーカー、セルフヘルプ著者といった幅広い顔を持つ世界的にも有名な人物です。
全世界で3200万部も発行された著書『金持ち父さん 貧乏父さん』をはじめとする人気シリーズの著者として有名な同氏は、仮想通貨の熱狂的な支持者としても知られています。
金融市場に史上最大の暴落を予言
オーストラリアのメディアとのインタビューの中でキヨサキ氏は、現代社会では史上最大の財政事故が起こっていると述べています。同氏は、米国連邦準備制度理事会(FRB)の無謀な金融政策がバブルを生み出していると指摘しており、次のように述べています。
2000年に起きた暴落はドット・コム・バブルと呼ばれており、2008年はサブプライムローンに端を発した住宅市場の暴落でした。次に起こる暴落は、過去に類を見ないほど大規模なものになるでしょう。いつになるかは分かりませんが、その兆候は出ています。
『Fake』という新しい著書を執筆しているキヨサキ氏は、現代社会にはいたるところに『フェイク・マネー』が溢れていると語ります。同氏は1971年にニクソン大統領がドルと金の交換を停止したことによって、米ドルもフェイク・マネーになったと指摘しています。
金の購入を推奨
このような状況に対処するための方法として、キヨサキ氏は金を購入することを勧めています。「オーストラリアの造幣局パースミントから金や銀を買うべき」と説明する同氏は、「米ドルが下がれば、金が上がる」と述べています。
問題なのは、米ドルが目に見えない存在になってしまったことによって、彼らが好きなだけ印刷することができたということです。一般の人々がすべきことは、オーストラリアのパースミントから金や銀を買うことです。米ドルが下がれば、金が上がります。
現代社会の3つのお金
キヨサキ氏は、金融業界の多くの企業とは違い仮想通貨を熱狂的に支持しています。
同氏は、現在の世の中には
・神のお金
・政府のお金
・国民のお金
という3つのお金があると述べています。
神のお金
『神のお金』は金と銀であると語るキヨサキ氏は、たとえゴキブリが絶滅したとしてもその両方が存在すると言います。これはつまり、金と銀は本質的に永遠の存在であるということです。
政府のお金
『政府のお金』は、ドルやユーロなどの通貨であると説明する同氏は、それら政府のお金は「危険にさらされている」と語っています。
国民のお金
『国民のお金』は仮想通貨であると述べたロバート・キヨサキ氏は、最終的には金や銀、そして仮想通貨が米ドルに変わることになるだろうと説明しています。
キヨサキ氏は史上最大の暴落を予言していますが、仮想通貨投資を行なっている世界の大物投資家たちは、ビットコインの価格がさらなる高値を更新すると予測しています。
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