ビットコイン決済可能なオークション開催「イタリアが世界初」
イタリアの競売会社「 Sant'Agostino(サンタゴスティーノ)がビットコインで支払いが可能なオークションを開催することを公表しました。
ビットコインでの支払いを行うオークションは世界初の試みだと同社は報道しています。
今回のオークションでは家具を中心とした 600点の商品で、Sant'Agostino 社は来月に行われる予定の絵画・宝飾品・時計のオークションでもビットコイン決済を受け付けると話しています。
世界では国家に縛られないビットコインの信用度が高まりつつあると言われており、日本でもビットコイン決済が可能な店舗が増加し続けています。
>>「ビットコイン決済導入企業一覧」
ビットコイン決済を求める美術品市場
あまり知られていないことですが、ビットコインと美術品市場は、非常に相性が良いことで業界関係者が注目しています。
美術品は高額で売買されることが多く、また国際的な取引が中心です。
こうした市場の特殊性から美術品の売買には「決済」に多くの問題を抱えています。
数千万円という額を国際送金すると、送金そのものができなかったり、また送金できたとしても時間がかかりすぎたり、政府の調査が入る場合もあります。
「取引に時間がかかる」ということは、お金の循環、販売者のキャッシュフローが悪くなります。
資金が入らなければ、美術品を取り扱う企業は次の美術品を購入できないということですから、機会的損失が生まれることになります。
しかし、ビットコインを使用した場合、上記のような問題は全てクリアできます。
また、即売会などでは「その場で清算」できることになるので、作品をそのまま持って帰ってもらうこともできます。
美術品は一点ものなので「後払い」をすることを業界が禁止しており、必ず決済完了後の引渡しが業界のルールとして存在しています。
美術品のビットコイン決済が導入されれば、国際美術オークションなどで、数千万円、数億円レベルの取引が活発化し、かつてないほど業界全体が潤っていくはずです。
むしろ、これからの美術品業界はビットコイン決済を優先的に取り入れて、支払いリスクの軽減とキャッシュフローの改善を行っていくべきだと考えられます。
すでにドバイやニューヨークでは、ビットコインでないと支払いを受け付けられない不動産物件も出てきており、高額商品とビットコインの相性の良さが注目されだしています。
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→「ビットコイン初の不動産投資プロジェクトがドバイでスタート」
→「イーサリアムが少額の不動産投資を可能にした」
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