
郵便局で「仮想通貨の購入」が可能に|今後はXRPなども販売予定:リヒテンシュタイン
リヒテンシュタイン政府が所有する郵便局「Liechtensteinische Post AG」は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)の店頭取引サービスを開始することを2019年2月15日に発表しました。今後はリップル(Ripple/XRP)などを含む合計4種類の仮想通貨も取り扱うことが予定されています。
こちらから読む:今は買うのにちょうど良い?「ビットコイン」関連ニュース
XRPやETHなど「4銘柄」も取り扱い予定
リヒテンシュタイン公国が所有する郵便局である「Liechtensteinische Post AG」は、首都ファドゥーツの郵便局でビットコイン(BTC)の販売を開始したことを発表しました。この「仮想通貨の店頭取引サービス」は、スイスで仮想通貨ATMネットワークを展開している「Värdex Suisse(ヴェルデックス・スイス)」との提携を通じて提供されています。
現在はビットコインのみの提供となっているものの、今後は、
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・リップル(Ripple/XRP)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
などの仮想通貨の取り扱いも予定されています。
ビットコインの取引を希望する場合には郵便局の窓口で取引することができるようになっており、購入者には公開鍵と秘密鍵を含めた物理的な仮想通貨ウォレットが提供されると伝えられています。
仮想通貨が普及する「スイスとリヒテンシュタイン」
「Liechtensteinische Post AG」は、9つの郵便局と3つの郵便パートナーで構成されています。リヒテンシュタインの郵便事業は、1999年12月31日まではスイス連邦が所有する郵便事業「Swiss Post(スイスポスト)」が管理していましたが、現在はリヒテンシュタイン政府が75%の所有権を握っており、スイスポストの所有は25%となっています。
スイスやリヒテンシュタイン公国は仮想通貨やブロックチェーン技術の採用が進んでいることでも知られており、スイスポストは2018年12月6日に「Hyperledger Fabric」をベースとした「ブロックチェーン・プラットフォーム」を開発することを発表しています。
また「Liechtensteinische Post AG」と提携を結んだ「Värdex Suisse」は、スイス最大の仮想通貨ATMネットワークを展開しているとされており、国内26箇所にBTC、ETH、LTCに対応した仮想通貨ATMを設置していると報じられています。
ここ最近では、郵便局やタバコ店、新聞販売店などで仮想通貨を取り扱う事例が増加してきています。ビットコインATMの設置台数も順調に増えていることが報告されていますが、今後は店頭で仮想通貨を販売するケースもさらに増加していくことが予想されます。
2019年2月16日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は40万円前後での推移を続けており、2019年2月16日時点では「1BTC=401,733円」で取引されています。
2018年12月18日〜2019年2月16日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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