
タバコ小売店「3,000店舗以上」でビットコイン(BTC)販売へ:フランス
フランスで「Tabacs」として一般的に知られているタバコ店連盟は、銀行や証券業務などを監視している「ACPR」と呼ばれる機関からビットコイン(Bitcoin/BTC)を販売する許可を受けたと報告されています。これにより連盟に加盟している3,000〜4,000店舗は、2019年から正式に仮想通貨ビットコインの販売を開始する予定となっています。
こちらから読む:価格下落が続く仮想通貨「ビットコイン」関連ニュース
ビットコイン販売開始は「2019年1月」
フランスで銀行や保険会社の取引を監視している「金融健全性監督・破綻処理機構(ACPR)」は、2019年1月1日から同国のタバコ店連盟がビットコインを販売することを正式に承認しました。これによりタバコ店連盟に加盟している3,000〜4,000の店舗には、ビットコインの「クーポン」を直接購入することができるソフトウェアが導入されることになっています。
購入できるビットコイン(BTC)の金額は、
・50ユーロ(約6,500円)
・100ユーロ(約13,000円)
・250ユーロ(約32,000円)
となっており、取引には7%の手数料が発生すると伝えられています。
これらのタバコ店にはビットコインを販売するための専用端末が設置されており、購入者はビットコインと交換することができるチケットを受け取ることができます。これらの仕組みはチケットを通じて仮想通貨を購入し、保管することができるサービスを提供している「KeplerK」と呼ばれる企業などとの協力によって実現しており、チケットを購入してユーザーは、KeplerKが提供するアプリを利用してビットコインを取得し、管理することができます。
タバコ販売業の近代化
タバコ店連盟の会長であるPhillipe Coy(フィリップ・コイ)氏は、タバコ店のオーナーにビットコイン販売を許可することはこの職業を近代化する手段となると述べており、仮想通貨の実用性を高めることができると説明しています。
タバコ連盟のウェブサイトによると、フランス全土に25,000店ものタバコ店があるとされているため、今後もさらに導入が進めば、フランスのより多くの場所でビットコインが利用できるようになる可能性があります。これらの店舗は1日13時間、週7日で営業しているため、購入の機会は大きく高まることになるでしょう。
フランスの中央銀行は『仮想通貨は投機的なものであり、通貨ではない』と警告しており、完全に自己責任でそれらを購入するようにと忠告していますが、同国では仮想通貨の利用機会も広がってきており、最近ではビジネススクールの授業料支払いや、ユニセフの寄付などでも仮想通貨が利用できるようになってきています。
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