2019年4月21日〜27日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
ビットコインが魅力的である「7つの理由」
ブロックチェーン関連の投資会社「Blockchain Capital」のゼネラルパートナーであるSpencer Bogart(スペンサー・ボガード)氏は、2019年4月16日に公開したブログ記事の中で、仮想通貨ビットコイン(BTC)は「世界で最も興味深い財産」だと語り、ビットコインは”新たな価値を生み出すことができる大きな可能性を秘めた貴重な財産”であるということを説明しています。
ビットコインが「世界で最も興味深い財産」である理由
電気自動車の「性能コントロール技術」開発
韓国の大手自動車メーカーであるHYUNDAI(ヒュンダイ/現代)自動車グループは、電気自動車(EV)とスマートフォンをペアリングすることによって、ドライバーが自動車の性能を気軽にカスタマイズすることができるようにする「EV性能コントロール技術」を開発しました。
このシステムにはブロックチェーン技術が使用されているため、カスタマイズされた設定は他の電気自動車やユーザーと安全に共有することができると説明されています。
「EV性能コントロール技術」の詳細はこちら
NIKE:独自の仮想通貨発行か?
NIKE(ナイキ)が仮想通貨やブロックチェーンに関連する幅広いサービスに使用する「CRYPTOKICKS(クリプトキックス)」という商標を米国特許商標庁(USPTO)に提出したことが明らかになりました。この商標は、ハードウェアウォレットやユーティリティトークン、モバイルアプリなどにも関連している可能性があると伝えられています。
「CRYPTOKICKS」の提出書類や詳細はこちら
Ripple社の取締役に「SBI:北尾社長」が就任
Ripple(リップル)社は、SBIホールディングスの代表取締役社長である北尾吉孝氏が「Rippleの取締役」に就任したことを発表しました。SBIホールディングスも公式サイトでことのことを発表し、日本やアジアの金融機関におけるブロックチェーンやデジタル資産の活用をより一層推進していくと述べています。
北尾社長が語った内容はこちら
USDT裏付け資産「不正利用疑惑」BTC価格急落
アメリカ・ニューヨーク州の司法長官事務所は2019年4月26日に、大手仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)の親会社である「iFinex」や、ステーブルコイン、テザー(Tether/USDT)の発行元である「Tether Limited」に対して『USDTの裏付け資産を8億5000万ドル(約950億円)の損失を隠蔽するために不正利用した』として控訴する裁判所命令を発令しました。
これによってビットコイン価格などに大幅な下落が見られましたが、BitFinexは事務所の発表内容を全面否定しています。
裏付け資産の不正利用騒動の概要はこちら
ビットコイン取引量「順調に増加中」
ビットコイン価格は、テザーの裏付け資産の不正利用騒動によって急落しましたが、仮想通貨の成長を観察する上で重要な指標とされている「取引量」は順調に上昇を続けており「2017年末の過去最高値」にまで迫ってきています。
BTC取引量が増加していることを示すデータはこちら
ビットコイン「次の注目ポイント」は?
ビットコイン(BTC)の価格上昇が続いていたことによって、仮想通貨アナリスト達はBTCが67万円近くまで上昇すると予想していましたが、先日の下落によって現在は弱気な意見が増えてきています。多くの専門家達は長期的には再び価格が回復すると予想していますが、短期的には「現在よりもさらに下落する」との見方が多いようです。
アナリストが注目するポイントはこちら