
ビットポイント:流出した仮想通貨の調達を完了「海外取引所」での被害報告も
仮想通貨取引所BITPoint(ビットポイント)の親会社である「remix point(リミックスポイント)」は2019年7月14日、先日発生した仮想通貨流出事件の続報を発表し、被害額が約30億2,000万円だったことを明らかにしました。また、流出した仮想通貨に相当する量の仮想通貨はすでに調達が完了しているとも報告されています。
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BITPoint(ビットポイント)から流出した約30億2,000万円相当の仮想通貨は、
・顧客からの預り分が「約20億6,000万円相当」
・ビットポイント保有分が「約9億6,000万円相当」
だったと報告されています。なおこの金額は、2019年7月11日16時時点の価格に基づいて計算されています。
ビットポイントは、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
の5銘柄を取り扱っていますが、今回の発表では「具体的にどの仮想通貨がどれくらい流出したのか」に関する詳細は明らかにされていません。
しかし流出した仮想通貨に関しては、それに相当する分量の仮想通貨を調達するなどしているため、流出分の仮想通貨はすでに保有しているとも説明されています。なお顧客預り分の「法定通貨」に関しては流出しておらず、安全に保管されているとのことです。
ビットポイントは現在も全てのサービスを停止しているものの、現在は外部の専門家と協力して「原因の究明、再発防止策の構築、経営管理態勢の見直し」などを行い事業を継続していく予定だとされています。
また今回の報告では「ビットポイントジャパンが取引所システムを提供している海外の仮想通貨取引所でも仮想通貨が流出していることが確認されている」とも報告されています。その詳細は現在調査中であり、海外取引所の流出額は概算2億5,000万円だと報告されています。

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