ビットコイン投資「長期保有」が成功の鍵?利確ポイントは「98.66%」著名アナリスト

by BITTIMES

ビットコイン(Bitcoin/BTC)は今や世界中で注目される"新しい資産"となっており、現在は非常に多くの投資家がそれぞれ独自の方法でビットコイン投資を行なっています。その手段としては「長期保有」や「トレード」などがあり、場合によっては資産を失ってしまうケースもありますが、仮想通貨アナリストであるRhythm氏は「ビットコインは諦めずに保有していれば高確率で利益を上げることができる」と報告しています。

こちらから読む:ブレグジット問題で"BTC急騰"の可能性「ビットコイン」関連ニュース

BTC保有者、利益を出せる期間は歴史全体の「98.66%」

ビットコイン(BTC)に投資している人の中には「長期的に保有し続けている人」と「売買を繰り返してトレードしている人」が存在しますが、Twitterで約3万人のフォロワーをもつ仮想通貨アナリストRhythm氏は「ビットコインは長期的に保有していればかなりの確率で利益を出すことができる」と報告しています。

ビットコインを持っていれば、合計3,869日中3,817日で利益を上げることができます。これはビットコインの歴史の98.66%に相当します。

緑はビットコイン購入者が利益を出すことができる場所を示しています。

ビットコインで実際にお金を失った一部の人は、ただせっかちだっただけです?

投資を行う上で"損切り"を行うことは重要なことの一つと言われていますが、同氏の考え方を元にすると「過去最高値である220万円付近でビットコインを購入した人以外は少なくとも1回は利益を出すタイミングがあった」ということになります。

この考え方に対しては反対意見も複数出ていますが、Rhythm氏は辛抱強く待つことが重要だと語っています。

BTC肯定派・否定派とトレーダー

ビットコインに関する議論では「"価値の保存手段"として適しているか」という話題が頻繁に取り上げられます。

「ビットコインは価値の手段である」と考えている人々は、ビットコインは金(ゴールド)と同様に希少価値のあるものであり、誰もが自由に保有して取引することができるものでもあるため、"価値の保存手段"として非常に優れていると考えています。

一方「ビットコインは価値の保存手段ではない」と考えている人々は、ビットコインの価格変動幅が大きすぎることを問題点として挙げており、短期間で価値が半分以下にまで下がってしまう可能性があることなどを問題視しています。

ビットコインの売買を繰り返すトレーダーの人々は大抵の場合このような考え方の中間に位置しており、基本的には最新のニュース確認やチャート分析などを行いながら臨機応変に対応しています。しかし人によってはそもそも技術面やその基本的な仕組みに興味がないという人も存在します。

利益を上げる確実な方法は「長期保有」

BTC-gold

ビットコインを大量に保有している「クジラ」と呼ばれる人々であれば市場を好きな方向に動かして比較的簡単に利益を出すことができるかもしれませんが、一般的なトレーダーが利益を上げるためには市場の動きを的確に予想して売買を繰り返す必要があるため、損失を出す場合も多く、高確率で利益を出すことは困難です。

高性能な自動売買システムを構築すれば、比較的安心して手軽に利益を上げることができる可能性がありますが、取引量が増えれば損失を出してしまう可能性も高まるため、ややリスクは高いと考えられます。

ビットコインに否定的な人々は、そもそもビットコインを購入することがないため、BTC投資で利益を上げることもなければ損失を出すこともありません。

現時点でビットコイン価格が長期的に上昇し続けていることを考えると、最も確実にビットコイン投資で利益を上げることができる方法は「ビットコインの長期保有」であると考えられます。

ビットコインは「真の価値の保存手段」Tone Vays

有名な仮想通貨トレーダー兼アナリストであるTone Vays氏は、ビットコインは部外者を感動させるだけの十分なユースケースを持っていると考えており、分散型管理という新しい仕組みを持っているビットコインは「世界の歴史上"最も優れた価値の保存手段"」である可能性があると語っています。

ビットコインは、世界の歴史の中で"最も優れた価値の保存手段"かもしれません。まだ誕生して間もない資産であるため、もちろん変動はありますが、その「没収不可能」という特性は他に類を見ません。

金は没収可能であり、その他全ての資産はさらに容易に差し押さえることができるため、ビットコインは真の価値の保存手段です。

ビットコインはボラティリティの問題で頻繁に指摘を受けていますが、Vays氏は「金も同様に初期の頃はボラティリティの問題を抱えていた」ということを語っています。1971年にRichard Nixon(リチャード・ニクソン)元米国大統領が金本位制から米ドル本位制に切り替えた後は、金の価格も不安定な時期が数年間にわたって続いています。

現在の金は"安定した価値の保存手段"として広く認識されていますが、ビットコインもこれから成熟して人々に認められるようになれば、将来的にはビットコインの長期保有者も増え、ボラティリティの問題も解決され、"安定した価値の保存手段"となる可能性があります。

現在は「機関投資家向けサービスを展開するための準備」や「適切な取引環境構築のための基盤づくり」などが進められているため、これらが全て解決した後にはビットコインも多くの人々に認められているのかもしれません。

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