SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか

SHIBの米ドル連動ステーブルコイン「SHI」規制明確化の後にローンチか(SHIB's Stablecoin “SHI” to Launch After Regulatory Clarification?)
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明確なステーブルコイン規制を待っている段階

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)でローンチが予定されている新たなステーブルコイン「SHI」が、ステーブルコイン規制が明確化された後にリリースされる可能性があることが明らかになりました。

SHIは柴犬エコシステムで開発が進められている米ドル連動ステーブルコインであり、「SHIB・BONE・LEASH・TREAT」に続く5つ目のSHIB関連トークンとして以前から注目を集めています。

柴犬チームは2021年にSHIを含む大規模なプロジェクト展開計画を発表して以降、ゲーム・メタバース・報酬トークンといった様々な製品を実際にリリースしてきているため、SHIの正式リリースにも注目が集まっていましたが、今月10日にはSHIB開発者の1人であるKaal Dhairya氏から「SHIは明確なステーブルコイン規制を待っている段階だ」と報告されています。

【Tahtouh氏】
これからも頑張ってください。もし可能であれば、1つ質問があります。ステーブルコインSHIについての最新情報はありますか?どうもありがとうございます!

【Kaal Dhairya氏】
明確なステーブルコイン規制を待っているところです。

米国では規制明確化に向けた動きが進行中

仮想通貨規制はこの数年間だけでも大きく変化してきており、規制が明確化されていない状態でプロジェクトを展開した場合には、成長の途中段階で訴訟問題に発展したり、規制関連の悪影響を受ける可能性があるため、明確なステーブルコイン規制を待つことは非常に重要であると考えられます。

米国ではトランプ政権下で”ステーブルコイン規制の明確化”に向けた動きが加速してきており、 2025年3月13日には米上院銀行委員会で「米国ステーブルコインの国家的イノベーションの指導と確立法案(GENIUS法案)」が可決、4月3日には米下院金融サービス委員会で「ステーブルコイン透明性および説明責任法(STABLE法案)」が可決しています。

Kaal氏の発言を踏まえると、SHIBチームはこのようなステーブルコイン規制に関する動きがまとまった後に「SHI」の仕組みや展開方法などを調整してリリースすると予想されるため、米国でステーブルコイン規制が明確化された後には、規制に準拠した形で「SHI」もリリースされることになると考えられます。

SHIは柴犬エコシステムで安定通貨・決済通貨として機能する非常に重要なトークンです。SHIがリリースされれば分散型金融(DeFi)サービスの利便性・流動性が向上し、下落相場でもSHIBエコシステム内で資産価値を保護できるようになるため、SHIの正式ローンチはSHIBエコシステム全体の成長につながると期待されます。

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source:Kaal Dhairya氏のX投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

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