Lamborghini:ブロックチェーンで保護された「カスタムペイント車両」を公開
イタリアの大手自動車メーカーである「Lamborghini(ランボルギーニ)」は、ブロックチェーンでアート作品として認定されたカスタムペイント車両「Lamborghini Aventador S(ランボルギーニ アヴェンタドール S)」を2019年8月15日から18日にかけて開催されている自動車関連のイベント「Monterey Car Week 2019(モントレーカーウィーク2019)」で展示しています。
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ブロックチェーンで「車両全てのデータ」を記録
Lamborghini(ランボルギーニ)が発表した「Lamborghini Aventador S(ランボルギーニ アヴェンタドール S)」は、顧客関係管理(CRM)で有名な米国のクラウドサービス大手Salesforce(セールスフォース・ドットコム)のブロックチェーン技術「Salesforce Blockchain」を用いて自動車を"アート作品"として保護するプロジェクト「Lamborghini Sicura(ランボルギーニ・シクラ)」で初めて認定されたものだと伝えられています。
「Salesforce Blockchain」はHyperledger(ハイパーレジャー)を基盤としたブロックチェーンプラットフォームであり、「Lamborghini Sicura」プロジェクトは車両に関連する全ての情報をブロックチェーンで認証することによって、偽造を防止することを目的としたものとなっています。
「Lamborghini Sicura」プロジェクトで認定された車両はすべての情報を追跡することができるようになっているだけでなく、すべての利害関係者の価値の増加も保証されると説明されています。
今回展示されている車両のカスタムペイントは、Forbesで"世界で最も影響力のあるアーティスト"に認定されている19歳のアーティスト、Skyler Grey(スカイラー・グレイ)氏が手がけたものであり、ブロックチェーン上にはこのアートも含めた車両のデータが記録されています。
今回展示された車両は「Lamborghini Sicura」プロジェクトで認定された"初の車両"であるため、今後はより多くの車両が作成されていくことになると期待されます。仮想通貨業界でも人気の高いランボルギーニの新しいプロジェクトには今後も注目です。