
ブロックチェーンで「野菜・果物」のサプライチェーン管理:スイス最大の小売業者Migros
スイス最大のスーパーマーケットチェーンである「Migros(ミグロ)」は、野菜・果物などの食品の安全性を確保するために「TE-FOOD」が提供するブロックチェーン技術を活用してサプライチェーン管理を行います。
こちらから読む:学校給食にもブロックチェーン活用「食品」関連ニュース
ブロックチェーン技術を用いたトレーサビリティソリューションを提供している「TE-FOOD」は2019年8月29日、スイス最大のスーパーマーケットチェーンである「Migros(ミグロ)」が同社の技術を実装したことを発表しました。
1925年に設立された「Migros」はスイス最大の小売業者であり、同国の2大スーパーマーケットの1つとして知られています。同社の巨大なスーパーマーケットチェーンと小売店には200万人以上の会員がいると伝えられています。
また「TE-FOOD」が提供しているトレーサビリティソリューションは6,000以上のビジネスパートナーに利用されており、毎日400,000ものトランザクションを処理していると伝えられています。
「Migros」はTE-FOODの技術を用いて、同社の販売している野菜や果物のサプライチェーンを管理します。TE-FOODのブロックチェーン技術を用いてサプライチェーン管理を行うことによって、食品の流通を効率化させることができ、食品廃棄物の削減にも繋がると期待されています。
「TE-FOOD」のソリューションを活用している顧客の中には「AEON(イオン)」などの高い知名度を誇っている企業も含まれており、昨年末にはフランスの大手小売業者である「Auchan(オーシャン)」もTE-FOODの技術を活用すると発表しています。
ブロックチェーン技術で追跡可能な食品は、実際に消費者からも高く評価されていることが報告されており、フランスの大手小売業者である「Carrefour(カルフール)」は、ブロックチェーンで追跡可能な商品の売り上げが順調に伸びていることを報告しています。
このような取り組みは今や世界中の大手小売店で進められているため、今後もスーパーマーケットなどでのブロックチェーン技術導入は進んでいくことになると予想されます。

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