FCバイエルン:ブロックチェーン基盤のデジタルグッズ発行へ「Stryking」と提携
ブロックチェーン技術を用いたスポーツファン向けのプラットフォームを提供している「Stryking」は、2019年10月10日にドイツのプロサッカーチームである「FC Bayern Munich(FCバイエルン・ミュンヘン)」とパートナーシップを結んだことを発表しました。
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カードゲームとファンタジースポーツを融合したStryking
Strykingは、ブロックチェーン技術を活用したスポーツ関連のデジタルグッズプラットフォームであり、トレーディングカードゲームとファンタジースポーツを組み合わせた新しいタイプのゲームを展開しています。
同社のプラットフォームでは、ブロックチェーン技術を用いたサッカー選手のデジタルカードが発行されているため、プライヤーはそれらのカードを収集したり、フォーメーションを組んで他のプレイヤーと試合をすることもできます。プラットフォーム上で発行されるカードは「Non-Fungible Token(NFT)」となっているため、すべてのカードの流通量は限られており、それらのカードは購入者の完全な財産となります。
発行されるサッカー選手のデジタルカードは、実世界の選手のパフォーマンスに基づいてステータスが変化するようになっているため、ゲームのプレイヤーは現実世界と仮想世界が融合した新しい世界でゲームをプレイし、カードの価値を高めていくことが可能です。
有名選手たちのデジタルグッズを販売
今回の発表では、ドイツのプロサッカーチームである「FC Bayern Munich(FCバイエルン・ミュンヘン)」とのパートナーシップを通じて、
・Manuel Neuer(マヌエル・ノイアー)選手
・Robert Lewandowski(ロベルト・レヴァンドフスキ)選手
・Philippe Coutinho(フィリペ・コウチーニョ)選手
・LucasHernández(リュカ・エルナンデス)選手
などといった世界的に有名なスター選手のデジタルグッズを販売することが発表されています。
FCバイエルン・ミュンヘンは、世界中のソーシャルメディアで6,000万人以上のフォロワーと29万人以上の公式メンバーを擁している人気のサッカークラブであり、ヨーロッパのトップトーナメントであるチャンピオンズリーグではドイツ国内で最多となる5回の優勝を果たしています。
Strykingは、ドイツでトップクラスのサッカーリーグである「Bundesliga(ブンデスリーガ)」から正式なライセンスを取得しており、今後もさらにパートナーシップを拡大していくと語っています。