ブロックチェーンロック社:スマートロッカー「KEYVOX locker」の販売開始
ブロックチェーンやモノのインターネット(IoT)を活用した「アクセス権管理プラットフォーム」や「IoTデバイス」を展開している東京都の企業「ブロックチェーンロック株式会社(Blockchain Lock)」は、2019年11月30日に暗証番号・ICカード・QRコードで解錠・施錠ができるスマートロッカー「KEYVOX locker」の販売を開始したことを発表しました。
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「Blockchain Lock」と「KEYVOX」について
ブロックチェーンロック株式会社(Blockchain Lock)は、ブロックチェーンやIoTなどの技術を活用した"スマートロック"ソリューションである「KEYVOX」を開発・展開しており、「スマートフォン」や「SuicaやPASMO等のICカード」などで解錠したり、WEBから施錠・解錠することができる次世代型のカギ管理サービスを複数提供しています。
同社のスマートロックソリューションは「認証・P2P通貨・ポイント・スマートコントラクト」などの面でブロックチェーン技術を活用しており、ブロックチェーン技術を用いたポイントを簡単に発行することができるほか、「ポイントでの支払い」や「カギの解錠」もオールインワンで提供されています。
また、ゲストが行なった本人確認情報は「確認した」というステータス情報をブロックチェーン上で安全に保存するように設計されています。
スマートロッカー「KEYVOX locker」を発売
今回の発表では、これらの「KEYVOX」サービスの1つとして新たに"ロッカープラットフォーム"を追加し、新たなデバイスである「KEYVOX locker」の販売を開始したことが発表されています。
「KEYVOX locker」は、暗証番号・ICカード・QRコードなどで解錠・施錠することができるロッカーとなっており、KEYVOXアプリを使用して事前に予約・決済ができるだけでなく、鍵の受け渡しによって宅配ボックスとして利用することもできると説明されています。
このロッカーは「KEYVOX Smartlock」の空間管理と連動するソリューションとなっているため「空間レンタルビジネス」をはじめとする様々なビジネスに役立てることができるとのことです。具体的な活用方法としては以下のような事例が挙げられています。
・マンション内の宅配ボックス
・公共施設のコインロッカー
・ホテルチェックアウト後のスーツケース保管用ロッカー
・コワーキングスペースの月額会員用ロッカー
・オークションサイト等のC2C受け渡し用ロッカー
・クリーニング店の集荷・配送等のB2C受け渡しロッカー
また「KEYVOX locker」は、コントロールボックスを1台に集中して複数のロッカー扉を制御しており、それらのロッカー扉を連結することもできるように設計されているため、柔軟にスケールアップすることができるとも説明されています。
ブロックチェーン技術は2017年の仮想通貨価格高騰と共に一般の人々に認知され始めてきていましたが、現在は実社会でも実際にブロックチェーン技術を活用したソリューションが展開され始めています。「Blockchain Lock」が展開している"ブロックチェーン技術を用いたスマートロックソリューション"の詳細は以下の公式サイトをご覧ください。