
IOTA財団:Trinityウォレットの脆弱性を解決|安全なバージョン「1.4.0」公開
アイオータ財団(IOTA Foundation)は2020年2月17日に、仮想通貨MIOTAを保管することができる公式ウォレット「Trinity(トリニティ)」で発生した"ユーザー資金盗難"の問題に関する情報を更新し『脆弱性を削除した安全なバージョン(1.4.0)をリリースした』と発表しました。
こちらから読む:Trinityで"ユーザー資金盗難"の被害「IOTA/MIOTA」関連ニュース
Trinity利用者は「ver1.4.0」のインストールを
IOTA財団は2020年2月13日に仮想通貨MIOTAを保管することができる公式ウォレット「Trinity(トリニティ)」で一部ユーザーの資産が盗難されたことを報告し、この問題を解決するための取り組みを行なっていること明らかにしていました。
本日17日の発表では、Trinityウォレットで発見された脆弱性が削除された安全なバージョン「Trinity ver1.4.0」がリリースされたことが発表されています。古いバージョンのTrinityウォレットは依然として資金盗難の危険性が潜んでいるため、IOTA財団はユーザーに対して"新しいバージョンのインストール"を強く推奨しています。
また、IOTA財団は「IOTA財団の職員になりすました詐欺師」がいることも報告しているため注意が必要です。新しいバージョンのウォレットなどで何か問題が見つかった場合には、IOTA財団に直接連絡するようにすることが重要です。
IOTA財団は『現時点で"モバイル版のTrinityウォレット"は攻撃の影響を受けていない』と説明していますが、それと同時に『モバイル版の新しいバージョンがリリースされるまでTrinityウォレットアプリを開かないように』と注意喚起を行なっています。現在リリースされている「Trinity ver1.4.0」は"デスクトップ版"であるため、モバイル版アプリを利用している方はもうしばらく待つ必要があります。
今回の問題に関する最新の情報は以下のページで確認することができるため、いち早く情報を入手したい方はこちらのページをご確認ください。
>>「Trinityウォレットの問題」に関する最新情報はこちら
2020年2月17日|アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格
アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格は今月3日に38.39円付近まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年2月17日時点では「1MIOTA=29.47円」で取引されています。
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