関連組織をまとめた「NEM Group」誕生|日本語対応のAMAも本日開催へ
ネム財団(NEM Foundation)は2020年4月9日に「NEMエコシステムの将来のガバナンスとプラン」について発表を行い、NEM関連の3つの組織が単一の共通ガバナンスフレームワークである「NEM Group(ネムグループ)」へと移行することや、新しいブロックチェーン「シンボル(Symbol/XYM)」のリリース時期などについての説明を行いました。
こちらから読む:通信企業"FIX Network"が技術活用「NEM/XEM」関連ニュース
「NEM Group」を立ち上げ、運用効率向上へ
NEM財団は今回の発表で、新しくリリースされるブロックチェーン「シンボル(Symbol/XYM)」の"2020年後半リリース"に向けて効果的に取り組みを進めていくために「NEM Trading・NEM Ventures・NEM Software」という3つの組織を単一の共通ガバナンスフレームワークである「NEM Group(ネムグループ)」へと移行することを発表しています。
これは「Symbol」の立ち上げ以降までのサポートを確実にするための前向きで協力的な手順であり、NEMがリリース後にオープンソースプロジェクトやエンタープライズプロジェクトに従事するのに役立つ適切な構造でもあると説明されています。「NEMグループ」の立ち上げによって、今後NEMのエコシステムは「コアチーム・NEMグループ・コミュニティ」という3つの柱で支えられることになります。
NEMグループの立ち上げには「ソフトウェア開発・コンサルティング・財務管理機能」を形式化して一元的に整理することによって運用効率を高める目的があり、具体的な今後の予定としては今回の発表から10日以内に「プロジェクト計画・ロードマップ」を公開すること、1ヶ月以内に停滞しつつあったコミュニティの動きを解決する方法に関する推奨事項を記載した計画を実施することが挙げられています。
Symbolのメインネット公開時期は「2020年第2四半期(4月〜6月)」の予定となっていましたが、今回の発表ではこの時期までに立ち上げることは不可能であるということが報告されており、予想されるタイムラインやコミュニティが支援できる場所などといったSymbolの立ち上げに必要なものについても10日以内に解説すると説明されています。
日本語対応の「AMAセッション」も開催
各ポイントに関しては、今後数週間で詳細を説明するフォローアップ投稿を行うとのことで、視聴者からの質問に直接回答する「Ask Me Anything(AMA)」セッションも開催して質疑応答を行うとされています。なお、本日9日の20時からは日本語と英語に対応したAMAが開催されることも報告されています。
First #NEM Community AMA starting shortly, get those questions started using #NemberAMA or @NemberAma
— NEM Community AMA (@NemberAma) April 9, 2020
This one will have David Shaw (CEO), David Mansell (COO), @iainwilson11 (CFO) and @VenturesDave (CIO) availablehttps://t.co/P68bMZ5EKx@NemVentures @NEMofficial @Jaguar0625
最初のNEMコミュニティAMAがまもなく開催されます。「#NemberAMA」または「@NemberAma」を使用して質問を始めてください。
なお、今回の発表は日本語版も公開されているため、詳細を確認したい方は以下の公式発表をご覧ください。
>>「NEM財団」の公式発表はこちら
ネム(XEM)などの購入は豊富な仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。