シンガポールのライドシェアアプリ「Ryde」ビットコイン決済対応へ
シンガポールなどでライドシェアサービスを展開している「Ryde(ライド)」は2020年6月16日に、同社が提供しているスマートフォン向けアプリでビットコイン(Bitcoin/BTC)による支払いを受け入れ始めることを発表しました。
こちらから読む:BTC流通量の60%は"長期投資目的"「暗号資産」関連ニュース
将来的により多くの暗号資産に対応予定
Ryde(ライド)はシンガポールなどの地域でライドシェアサービスを展開している企業であり、「自動車の所有者・運転者」と「移動手段として自動車に乗りたい人々」を結びつける結びつけるサービスを提供しています。
同社は配車予約などを行うことができるスマートフォン向けアプリ「Rydepay」を展開してますが、2020年6月22日には同アプリがビットコイン決済に対応すると報告されています。
ビットコイン(BTC)に対応するこれによって「Ryde」の利用者はビットコインを「RydeCoin」に変換して残高をチャージし、乗車料金を支払うことができると伝えられています。なお、一度にBTCで支払うことができる最大金額は999シンガポールドル(約76,000円)だとされています。
現在サポートされている暗号資産はビットコインのみとなっていますが、将来的にはより多くの暗号資産に対応する予定だと伝えられています。
Rydeは以前から「Apple Pay」のようなキャッシュレス決済をサポートしており、既に約29,000人のドライバーと、数百万人の利用者がいると伝えられていますが、「RYDE Technologies」の創設者兼CEOであるTerence Zou氏は、ビットコイン決済をサポートすることによってより多くの顧客を集めることができるとの考えを語っています。
Zou氏は「カーシェアリング」というアイデア自体はそれほど新しいものではないものの、同社はカーシェアリングに新しいテクノロジーを取り入れていくことによってより良いサービスの提供に向けた取り組みを進めていると語っています。
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