SBIホールディングスがトークン取引開発企業に出資

by BITTIMES

SBIホールディングスが、トークン取引プラットフォームであるTemplum Inc.に対して戦略的出資を行なったことが明らかになりました。

Templumは1000万ドルの資金調達を完了

Templum Incは、SBIホールディングスからの支援を受け1000万ドルの資金調達を完了したことを発表しました。

Templum Incとは

Templumは、証券として提供されるデジタル資産の合法的売り出しおよび二次市場取引を容易にするトレーディング・システムとプラットフォームの開発に努力する革新的技術企業です。

ブロックチェーン技術と証券業界の両方に幅広い経験を持つ発起人の集団によって設立され、この革新的技術を現実的に可能で拡張可能な産業へと発展させるために活動しています。発起人は、その経歴を生かして証券としてのデジタル資産の売り出しのモデルを開発し、市場に資本形成の新たな方法をもたらしました。

Templumは、デジタル資産および有価証券の販売および取引のための規制に準拠したプラットフォームを構築しようとしています。

今回の投資によって得られた資金は、子会社であるTemplum Marketsとそのオルタナティブ・トレーディング・システムの継続的発展に使用されるとのことです。

Templum Markets

Templum Marketsは、証券として提供されるデジタル資産の売り出しと二次市場取引を容易にするサービスのリーダー企業であり、投資家保護と標準化に力を入れています。

Templumは、新たな資金を投資家との価値あるパートナーシップの構築を継続する目的や、証券トークンの購入と売却にTemplumの技術を使用するように機関投資家や認定投資家を勧誘する目的にも使用するとのことです。

Templumは、昨年10月にもRaptor Group、Galaxy Investment Partners、Blockchain Capital、firstminute.capitalなどの投資家からも270万ドルの資金を調達したことが明らかになっています。

さらに多様化するSBIグループ

SBIの今回の新たな投資は、仮想通貨ポートフォリオ企業のグループをさらに多様化させています。
SBIグループは3月にも台湾を拠点とする仮想通貨のハードウェアウォレットメーカーであるCoolBitXの株式を取得したことを発表しています。

SBI Holdingsは現時点で、ICOプラットフォーム、ウォレットサービス、仮想通貨取引所などの暗号化エコシステムや、国際間送金に重点を置いたリップル(Ripple/XRP)との合弁事業など、さまざまな事業に既に参加しています。

各社代表からのコメント

Chris Pallotta氏|Templum CEO

Templumの創設者で最高経営責任者(CEO)のChris Pallottaは次のように述べています。

「当社は、SBIの支援を得ることができてうれしく思います。この投資によって、この高い評価を得ている機関との関係が拡大するものと考えています。SBIとは、TAOのために安全なトレーディング・プラットフォームを構築する当社の使命を共有しており、今後日本とアジア全体でSBIと協力していくことを楽しみにしています。」

北尾吉孝氏|SBIホールディングス代表取締役執行役員社長

SBIホールディングス株式会社代表取締役執行役員社長の北尾吉孝氏は次のように語っています。

「当社は、新しい金融パラダイムの構築に力を入れており、Templumはこの新たなパラダイムの構築で最良のパートナーであると考えています。この投資は、証券としてのデジタル資産の取引のためのブロックチェーン技術の利用に関して、Templumの経験あるチーム、技術、ビジョンを当社が信頼していることを表しています。」

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