
日本銀行「中央銀行デジタル通貨(CBDC)の連絡協議会」を設置|民間事業者も参加
日本銀行は2021年3月26日に、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する連絡協議会を設置し、同日26日に第1回目の会合を行ったことを発表しました。この連絡協議会は「民間事業者・有識者・関係当局などと協力して、様々な知見を今後の検討に活かしていくこと」を目的として設置されており、同日26日には『連絡協議会の開会挨拶』も公開されています。
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民間事業者・有識者・関係当局とCBDCの情報共有
日本銀行は2021年3月26日に、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する連絡協議会を設置し、同日26日に第1回目の会合を行ったことを発表しました。この連絡協議会は「民間事業者・有識者・関係当局などと協力して、様々な知見を今後の検討に活かしていくこと」を目的として設置されたと報告されています。
日銀は今回の発表の中でも『現時点でCBDCを発行する計画はない』と説明していますが、『決済システム全体の安定性と効率性を確保する観点から、今後の様々な環境変化に的確に対応できるよう、実証実験の実施を含め、しっかりと準備を進めていく方針』だと説明しています。
CBDC連絡協議会のメンバーは「民間事業者・金融庁総合政策局政策立案総括審議官・財務省大臣官房審議官(理財局担当)・日本銀行決済機構局長」とされており、民間事業者メンバーは当面の間は以下のメンバーになるとされています。
- 全国銀行協会
- 全国地方銀行協会
- 第二地方銀行協会
- 国際銀行協会
- 全国信用金庫協会
- 全国信用組合中央協会
- 全国労働金庫協会
- 日本証券業協会
- 日本資金決済業協会
- 電子決済等代行事業者協会
- Fintech協会
- 金融情報システムセンター
CBDC連絡協議会の会合は、概念実証の進捗状況に応じて随時開催されることになっており、当面の間は"オンライン形式"で会合を開催すると説明されています。また『協議会開催の事実は速やかに公表する』とも説明されています。
日本銀行は2021年3月26日に公開した『中央銀行デジタル通貨に関する連絡協議会における開会挨拶』の中で『必要と判断されれば、民間事業者や消費者が実地に参加する形でのパイロット実験を行うことも視野に入れて検討いたします』とも述べています。

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