マネックス証券「コインベース株」上場当日から取扱いへ|NASDAQによる参考価格も公開
マネックス証券は2021年4月12日に、本日14日に米国市場への上場予定している大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」の株を上場日当日から取り扱う予定であることを発表しました。先日13日にはコインベースの上場先である「NASDAQ(ナスダック)」が『コインベースの参考株価』も公開しています。
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マネックス証券「コインベース株」取扱いへ
マネックス証券は2021年4月12日に、NASDAQ(ナスダック)への株式上場を2021年4月14日に予定している米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」の株を上場日当日から取り扱う予定であることを発表しました。
Coinbase(コインベース)は2012年に設立された米国最大規模の暗号資産取引所運営企業であり、『誰でも、どこでも、ビットコインを簡単かつ安全に送受信できるプラットフォームを提供する』というコンセプトの元で世界100ヶ国以上向けにサービスを展開、現在は約4,300万人のユーザー、7,000の機関、11万5,000人のエコシステムパートナーがコインベースを利用していると報告されています。
マネックス証券はコインベースについて『2020年12月期決算の売上高は12億ドル(約1,260億円)で、前年同期に比べて売上高が2.3倍となり、時価総額で1,000億ドルを超える大型上場となる可能性が出てきた』とコメントしています。
なお、コインベース株のティッカーシンボルは「COIN」となっています。
「コインベースの参考株価」も公開
コインベースの上場が間近に迫る中で、2021年4月13日にはNASDAQが「コインベースの参考株価」も公開しています。参考株価とは対象となる企業が公開している資料や市場の状況などに基づいて算出される株価のことであり、マーケットメイカーが利用する基準の1つとなっています。
NASDAQが公開した資料では、コインベースの参考株価は「1口あたり250ドル(約27,217円)」とされており、プライベートマーケットの価格(約343ドル)や、暗号資産デリバティブ取引所「FTX」の価格(約590ドル)よりも低めに設定されています。
なお、ナスダックはこの参考価格について『この参考株価がオファーリング価格ではなく、すでにこの価格で売買されているわけではない』と述べており、実際の価格は取引開始時点で決定されると説明しています。